冷却ファン付きのHDDケースを探していて近所のPCショップで発見し購入しましたので使ってみた感想を書いてみます。
まず最初に見て思ったのはアルミボディのケースがやたら頑丈そうでガッチリとしていてまさに質実剛健という言葉が似合っています。
電源ボタンが前面に付いてるのも使いやすくていいですね。オマケに冷却ファン専用の
電源ボタンまで付いていてファンだけ止めることも出来ます。
自分はファンを止める事はしないので、いっそファンコントローラーのほうが良かったのではないかとも思いますけどね。
ガチャポンパッの謳い文句通り、HDDの取り付けは非常に簡単でした。
簡単であるがゆえに頻繁に出し入れしてると
SATAコネクタが摩耗して壊れてしまうかもしれないので、
HDDの抜き差しは慎重にゆっくりとやったほうがいいでしょう。
間違ってもコネクタに刺さった状態のままHDDを持ち上げてはいけません、ポッキリと折れてしまいます。
そして冷却ファンの冷却性能が高いと思います。自分は冷却を重視しているのでこの点は納得しています。
2時間ほどデータ移動を繰り返した後に中のHDDを触ってみたところあまり加熱していないようでほんのり人肌程度の温かさでした。
これだけ風通しが良いとホコリも溜まりやすくなるだろうから定期的な清掃も必要になると思います。
ちょっと感心したのは、吸気口の丸い
メッシュがケース内部のスライド留め具で固定されていて、この留め具をスライドさせると簡単に取り外せるようになっているので掃除がしやすそうです。
ただ、ファンの回転音は結構大きいので静音を重視する人にはあまり向いていないと思います。
ファンを止めれば静かにはなりますがそうすると冷却性能が著しく低下するはずですからHDDの寿命が短くなるでしょう。
ある程度の騒音に目を瞑れる人であれば問題無いと思います。
非常に良くないと思った点もいくつか有ります。まず第一にLEDが眩しすぎです。
赤色と青色の二種類付いてますがどちらも非常に明るくて刺激的で目に優しくないです。
特にHDDアクセスランプの青色REDの激しい点滅は正視できないほどで、ケースの正面からランプを見てると数秒で眼が痛くなります。
決して人に向けて使用しないで下さい。サッカー競技場などに持ち込むのも禁止した方がいいレベルです。
これはもうレーザー兵器と言っても過言ではありません。
次に
電源ケーブルが非常に細く被覆も薄く、見るからに貧弱で簡単に切れてしまいそうな感じが凄く気になります。
もうちょっと太くてしっかりしたケーブルのほうが安心して使えると思います。
ケースの土台裏に直径5mmの小さな小さな滑り止めゴムが4つだけ付いているのですが、小さすぎる上に両面テープで貼られているだけのためか剥がれかかって所定の位置からズレてしまっていました。
指でグイグイ動かして強引に元の位置に戻しましたが頑丈なボディに対してあまりにも貧弱な脚には失望しました。
不満点も多く、色々と惜しくて残念ですが基本的なコンセプトは気に入っているのでぜひとも改良を重ねて素晴らしい製品を作り上げてほしいと思います。
While reading this book, I was seized with a singular emotion. Even though William M.
.hackeray wrote this novel in 1844, and the main character Barry Lyndon is a man in the 18th century, there is something contemporary about Barry. In fact, you feel the same sort of affection as you feel for someone with whom you have been for years intimate. Not only the hero’s character, but also the English sentences are incredibly contemporary.
For example, how contemporary and meaningful the following sentence is!
It is well to dream of glorious war in a snug armchair at home, but it is a very different thing to see it first hand.
How about the next sentence?
Gentlemen may talk of the Age of Chivalry, but remember the ploughmen, poachers and pickpockets whom they lead. It is with these sad instruments that your great warriors and kings have been doing their murderous work in the world.
The next sentence is the one depicting Barry’s first encounter with the enemy in the battlefield. I wonder if there is any of the contemporary writers who can write this kind of brief but pregnant sentence.
Though this encounter is not recorded in any history book, it was memorable enough for those who took part.
By the way, in 1975 Stanley Kubrick made this novel into a movie, writing the script himself. In the narration part, Kubrick mostly used the sentences in the novel, as they are. This is another evidence indicating that the sentences are quite contemporary.
スターダストレビューの元メンバー三谷泰弘が脱退して初のソロプロジェクトアルバム。作品の印象はスタレビの影の部分だけを抽出したような感じ。しかし同時期に発売されたスターダストレビューの『艶』と聴き比べてみると、
スターダストレビュー本家よりも本家らしさが出ているのはこの『自由の人』だった。スターダストレビューの大ファンだった頃にはあまり気付かなかったが、好きだった理由は三谷泰弘の影の部分であった事をこのアルバムに
思い知らされた。『艶』はもう多分聴く事はないが、『自由の人』は未だに聴いている。三谷泰弘という影を失ったスターダストレビューにはもう何の魅力もないし、スターダストレビューという光を失った三谷泰弘はもう
日の目を浴びる事はないだろう。実に残念な脱退後の1stソロプロジェクトアルバムだ。
元スターダストレビュー三谷泰弘が展開する音楽プロジェクト『esq』(エスク)の3枚目にあたる
初のカヴァーアルバム。発表されたのは'97年2月で、ちょうど世間一般にカヴァーソングの面白さや醍醐味が
伝わってきた頃であり、カヴァーブームの流れが始まりだした時期である。
選曲は彼がラジオ番組やライブ等の活動において、リスナーやファンからのリクエストを受けて
様々なカヴァー曲を歌うようになり、その中で彼が好きな歌を選んだというもの。
カヴァーされる曲は、「ティファニーで朝食を」の主題歌、ザ・スタイリスティックス、荒井由実、
スティービー・ワンダー、山下達郎、ビーチ・ボーイズ等'60後半から'70前半の楽曲を中心に
洋邦問わずチョイスされている。
ただし、前述の通り『リスナーやファンからのリクエスト』が選考基準である為、
彼のオリジナル曲(4)や、スターダストレビュー時代の楽曲(8)までもが収録されている。
この2曲がカヴァーアルバムというコンセプトからは若干かけ離れており、アルバムの世界観に
違和感を持たせてしまっている印象がある。
もちろん(4)の『再会』という楽曲自体は素晴らしい。サビの入りの1音を除いて全てファルセットで
構成されるという、およそ常識では考えられない歌を全く違和感を感じさせる事なく
むしろ必然性を持って堂々と歌いあげる。(8)の『Single Night』もスターダストレビュー極初期の超名曲で
三谷ヴァージョンが聴けるのはとても嬉しいし、貴重である。
リクエストを受ける事はごく自然な事であるが、やはり世界観を尊重し敬遠すべきではなかったか。
そもそも『Single Night』という曲はコーラスパートにも主旋律を持たせている楽曲である為、
単独で楽曲のメロディを伝える事は不可能な構成なのである。それを無理矢理に一人用のアレンジで
歌われている為、完成度は決して高くはないのだ。
せめて、妥協であれどコーラスパートを導入し、楽曲の持つポテンシャルを存分に発揮させて欲しかった。
その他特記すべき点として、このアルバムはスタジオテイクであるが、音質は限りなくライブ音源に近い臨場感を持って
マスタリングされている。まるで夜の地下室で、知るひとぞ知る者たちが集まりひっそりと開かれた小規模なライブのよう。
曲の演奏が終わると歓声や拍手が起こりそうな感じ。…でも起こらない。
彼の歌声や、奏でるピアノの持つ夜の香気、陰の魔力は聴く者を静かに『その世界』に誘う。
昨今のカヴァーブームの潮流に乗った幾多のカヴァーソングとは一線を画した別次元のものである事は断言できる。
真っ暗闇の寝室のベッドの上で、あぐらをかいたまま目を閉じうつむき加減で静かに聴いてみよう。
別次元の『その世界』へのヘヴンズゲートが見えてくるはずだ。
ちなみに歌詞カードの黄色い
ジャケットの男は決してダンディー坂野ではない。