橘いずみのこのベスト盤、ソニー時代の彼女の代表的な曲が網羅されている究極の一枚！
１０年前にデビューして、「失格」「バニラ」「サルのうた」「太陽」などの大ヒットを飛ばしたのに、
気がつくと、マニアックなファン（失礼！）が聞くシンガーになってきてしまった。
先にあげたヒット曲も今探そうとすると、大元では廃盤、ＣＤ屋でも手に入らなくなってしまった。
そこにこの一枚！
これらの曲を聴かずして橘いずみを聞いたことにはなるまい！
終曲の「ＷＩＮＤＯＷ」も好きな曲である。この曲を聴いて、時の流れを感じたのももう４，５年前になるのかなぁ。
いいものはいつ聞いても良い　と言うアルバムである。

　今となっては知る人ぞ知る、橘いずみ嬢の２ndアルバムです。
　発売当時は、「失格」がもてはやされていて、「女尾崎」なる謎な呼称まで出現したほど、巷の話題に上がった作品です。
　個人的には、「失格」も悪くはないのですが、どちらかというと「愛してる」や「ごみ」のほうが聴いていてジンときます。
　「あなたのことを一日中考えて生きていけたら
　　ほかに何もいらない」
とか、
　「泣いてもいいですか？
　　あなたのことだけ考えて
　　泣いててもいいですか？」
なんて言葉、男だったら生きていて一度くらいは言われてみたいじゃないですか。
　それはともかく、いいアルバムであることは私が保証します。
　あと、少し気になるのが、1stアルバムに移っている彼女の写真と、本作の写真では、少し目元のあたりがちがう様な気がするのですが、この間に彼女に何があったかなんてことは、あまり触れないでおきましょう。

表題作の他に、「君の右手に祝福を」や「そして兎は英雄を魅惑する」、「不可視の檻」、「水
道橋便乗ぷちセレブ」等の短編も一緒に入っています。
私はメインの、大手企業の営業部に勤務する村上くん（表紙上）と、その上司の泉係長（表紙下）
について書きます☆

泉は、綺麗で品のいい外見に似合わぬ（ある意味似合ってます）毒舌家で、態度もツンツン。
女王様、という言葉が似合う泉に、村上くんが戸惑ったり、ちょっと振り回されちゃっている
様子が可愛らしい感じです。
泉との関係のなかで勤務中に起こる出来事にあたふたしたり、ライバルとも思えるような人間が
挑戦的な態度で村上くんの前に出現したりして、ますます戸惑う村上くん。
年下の男の子が、女王様な上司に翻弄されながらも、大好きでどこまでもくっついていっちゃう
お話が好きな方には、たまらないのではないかと思える作品です☆
登場人物の複雑な内面を描いて、しみじみとそれを読ませるというよりは、展開の軽やかさ、淡々
とした話運びで読ませるタイプの漫画、かな＾＾
ですので、好きな漫画の好みによって、評価は変わってくるのかな、と思いました☆

プレイして感じたことは、全体的にみてストーリーが短く感じました。物足りない感があり、そこもうちょっと掘り下げても、っていう所をひしひしと感じましたね。

CGに関しては悪くはないが、良くもないといった感じでしょうかね。ジブリール4のCGと比べたら明らかな劣化、或いは手抜きが分かります。

BGMやOPは素晴らしかったですが、自分は別にそのために買ったわけではないので特に+な点ではなかったですね。

総合的にみて、レビュー次第では買っても良いかなっていう人は中古で出るのを待つことをオススメ致します。

曲が良いのはわかっているので、ひとつエピソードを。ハーレーが好きでハーレーの書籍を買ったら偶然、橘いずみさんがハーレー乗りとして特集されていて感激。橘いずみさんは歌も生き方もかっこいいのです。