シューゲイザー色が薄まったものの
タイトなバンドサウンドが展開し、傑作と名高いアルバムのsplitからのシングルEPのB面曲を集めた日本独自編集版EP。全体的にエコーのかかったドリームポップ的な楽曲が多く、彼らの初期の音楽性が好きな人でもまあ違和感なく聴けると思う。
シングル曲の彼女らにしては珍しいリミックスバージョンも収録されており、打ち込みサウンドに変貌したお馴染みの楽曲を楽しむことができる。
アメリカの田舎であるおばあさんが自殺、発見した姪のグレン・クローズは、世間体からそれを殺人にみせかけようと画策、そこから微笑ましくも素っ頓狂であたたかいストーリーが展開していきます。リヴ・タイラーがその「姪の娘」の素直で直情的な人柄を演じて魅力的です。ドキドキする事件やサスペンスはありませんが、たまにはこんな作品もいいのでは。