乙女繚乱☆三国志演義のコミカライズというより、萌将伝の前日譚的な作品です。
３国が並立するという、原作が丸っとすっ飛ばした状態に持っていく過程にチャレンジしたその
気概がいいかな〜と。

ただ、原作同様、登場人物がやたら多いのでキャラごとの絡みはほぼ無い状態。

恋姫関連のコミカライズとしては絵柄が最上位クラスなので、もっと続けて欲しいという思いもあったが
原作の状況、掲載誌の発行間隔を考えると無理だろうな〜。

　蜀から始まった記憶喪失の男、一刀の流転ももはや魏を蹴り出され、南へ南へ一人旅。
毎巻思うのですが絵柄が綺麗ですね。マルチメディア展開となった真・恋姫無双ですが、展開された作品群の中でも秀逸。三国目にたどり着いた一刀の記憶はどうなるのか、外史はや、と言ったところですが…
　とりあえず蓮華が可愛かったりします。できれば一巻からお勧めしますね。真・恋姫（たんけんふ）無双　〜乙女繚乱☆三国志演義〜　（３） (角川コミックス・エース 261-3)

「魏」の「曹操」により「蜀」メンバーと別れる事となった主人公（一刀）の次の舞台は「魏」となります。

「曹操」・「夏候惇」・「夏候淵」といった「魏」を代表する武将・軍師が次々と登場します。

そしてこの2巻目から、今後の「恋姫」の話に深く関わってくるであろう「謎の老人」（原作には登場しない）が現れます。

どんどんと作者のオリジナル性が出てきて、原作とは全く違った楽しさがあります。飽きさせない工夫が感じられますね。

お色気サービスシーンも登場し、「曹操」と一緒に入浴して自分の体を洗わせるシーンはかなり良いです。

戦（いくさ）も目が離せない局面が多数出てきます。そのシーンはこの2巻目を購入してじっくりと見てください。