久々に須賀原さんの作風全開の単行本が出るというので、予約。昨日到着して読み切って、あまりの面白さに同じくファンである家族と情報共有。 これはレビューを書かなくてはと思って、他のレビュアーの方の文章を拝読して、ショック、ショック。モーニング、イブニングともに雑誌では買わず、単行本しか買っていなかったため、何も知りませんでした。 須賀原さんの著書はすべて「紙」で持っており、よしえサンは私達家族のアイドルでした。心よりご冥福をお祈りします。
ダンナの、お酒とニョーボに対する愛情に溢れた作品です。 30年近く作品と一緒に年を重ね、 出会い、結婚、出産、育児とたくさんの出来事を、 同時進行する形で見てきました。
いま、涙が出ると言うよりも、ぽっかりと穴が空いた感じがしています。
氏の単行本を読むのは久々だったのですが、 よしえサンが亡くなったとは… 本当にびっくりしましたし、残念です。
そんな中で家族の漫画を描き続ける須賀原氏。 残される子供達。 そして…家族を残していかなければ ならなかったよしえサン。 それぞれの悲しみを思うと…胸が痛いです。
一番下の息子さん、夢さんはまだ15歳くらいで、 そんな小さな子を置いていかねばならなかった 母親の気持ちを考えると… 同じ母として、身につまされます。
本作ではあとがきでその事に触れただけで、 漫画の中、よしえサンはいきいきと描かれています。 私は手抜き主婦なので、レシピとしては ちょっと手間がかかり過ぎかな、と思いますが(^^ゞ 料理はどれも美味しそうですよ。
そして…ちょっとお楽しみ。 カバーを外すと、原稿の下書きが印刷されてます。 カラーではありませんが、 家族5人がそれぞれ作ったモンブランが、 写真で見れますよ。
須賀原氏、息子さん達、これからも頑張って下さい。 そしてよしえサン。どうぞ安らかに。
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