フォーレ:室内楽全集第1集
雄弁になり過ぎてはいけない、メカニックに上手過ぎてもどこかへふっと消え去ってしまいそうなフォーレの香りが、ここには理想的な形で掬いとられています。
フォーレの世界に共感を寄せている演奏者同士が、互いに信頼し合いながら心ゆくまで語らっている、CDを聞く我々にもそんな場に居合わせるような幸福感を与えてくれる、歴史的名盤だと思います。
フォーレ:室内楽全集第1集【SHM-CD仕様】
クラシックの懐は深い。NHK交響楽団の茂木さんのクラッシック音楽を楽しむ解説本を頼りに古典から印象派までクラッシックに深く入ってきました。でもこの作曲家は紹介されていなかった。これこそ最高の音楽かもしれません。どこがどう違うのか、一言で曲想を述べよと言われても、あなたならジャズを語る時どう解説しますか。そうなのです。淀みなく音が流れるのです。もう一回聞けば、フォーレって今までのクラシックとはちょっと違うと思うでしょう。
フォーレ:ピアノ名曲集
最後まで買い物リストから外そうか迷ってましたが、何枚かクラッシックのCDを買った結果、このCDはいい買い物だったととても満足しています。やっぱりフォーレは独特の詩的な世界があっていいです。それをこのピアニストがなんとも上手に表していて、千円で本当にいいんですか?って感じです。
ドビュッシー:3つのソナタ、小組曲、6つの古代碑銘他(再プレス)
ドビュッシーの室内楽の名盤中の名盤。
今は亡きランパルのフルートの音色は素晴らしい。
ドビュッシーというと、「海」「夜想曲」など大編成の楽曲もいいですが、
このアルバムはぜひ印象派ドビュッシーを感じる一枚です。