「フラッシュダンス」オリジナル・サウンドトラック
複数のアーティストの新曲や未発表曲を集めてサントラ盤を作るという、いまでは普通の手法はこの作品から始まったのではないでしょうか。そしてこの手法は翌年に公開された映画「フットルース」で定着していくことになります。
80’Sクラッシックスを代表するアイリーン・キャラの1、ヒロインの躍動的なダンスシーンで流れたマイケル・センベロの10の2曲が全米1位を獲得。そのほかにもローラ・ブラニガン、キム・カーンズら当時の人気アーティストも参加しています。
あまり知られていませんがインスト曲「愛のテーマ」3とキムの9が醸し出す切なさが、個人的には好きです。
映画、サントラともに80年代前半を象徴する時代のアイコンと言っていいでしょう。ぜひ聴いてみてください。
フラッシュダンス [DVD]
80年代、大ヒットした作品。
生き生きとした力の溢れる作品。
「ちょっとウマく行き過ぎない?」なんて野暮な話しは抜き。
誰もが主人公に自分を重ね、思いを奮い立たせたであろう作品だと思う。
主演のジェニファー・ビールスの可憐な美しさは言うまでもない。
公開当時はダンスシーンが吹き替えであった事がマイナスの話題となったが、それを補って余りある魅力。
カメラワークも素晴らしい。
しかし、私が一番惹かれるのは、もう若くないダンサーが、悩む主人公に語りかけるシーン。
「稼いだお金は、みんな衣装へ・・・今のあなたより沢山持ってたわ。だけどある日突然買わなくなった。衣装は古くなったわ。今度見せてあげる」
詳細ではないが、こういう台詞がある。
そして、その台詞を発する女優は、クレジットでも誰かは確認出来ない端役。
しかし、強烈なパンチがある演技。
その台詞をしゃべりながら、ワンカットでアップになった目に涙を滲ませる。
そのシーンがこの上なく、切なく、美しい。
あの女優はなんという人か。
残念ながら、素晴らしい彼女を観たのは、この作品きり。
一世一代の名演技だったのだろう。
何もかもがきらめいて、美しい作品。
「いいじゃない、こんなハッピーエンドがあっても」
心からそう思える作品。
フラッシュダンス & フットルース パック [DVD]
フラッシュダンスもフットルースも音楽が大ヒットした作品です。
物語的にはそれほどでもないけれど、音楽は実にいい曲が集まっています。
フラッシュダンスは何といっても"What a Feeling"、フットルースは"FootLoos"ですね特にフットルースのオープニングは好きです。
ノリノリのパッケージですね。
伝説のヒーロー~フジテレビ系「F1グランプリ」番組使用曲
今年のF1地上波オープニングのクイーンの曲をメインにしたコンピ。
選曲はまあまあ良く出来てます。
買って損したと言うことはないでしょう。2500円の価値あり。
最後にボーナストラックとして、2005年最後の3リットルV10、ホンダの鈴鹿スペシャルの音が入っているのがかなり良かった。
栃木研究所でのベンチテストの音なので、非常にクリアに録音されていて、ホンダ好きはこのためだけに買っても良いと思います。
フラッシュダンス [DVD]
典型的なアメリカ映画のサクセスストーリー。
バレエダンスを目指してニューヨークまで来るが
世の中そんなに甘くはない。
出会いがあり、恋があり、ダンススタイルがなんでも手に入る人生観。
タイトルにもなった「フラッシュ・ダンス」とは「閃きと応用」だった。
町中のお巡りさんの交通整理。ダウンタウンのブレイクダンス。
その他諸々を自分の「閃き」で吸収しちゃう所がアメリカ映画。
ついでに彼氏まで出来ちゃってハッピーでエンドとは。
まさに「フラッシュ!」