MSXマガジンが10年のときを経て復活しました。
わたしも、パソコンはここからはいったので、とても懐かしいです。
本の内容は、MSXのエミュレーター(MSXPLAYer)と、十数本の懐かしいゲーム、プログラムについての解説,関係者のインタビューと盛だくさんな内容になっています。
当時MSXで遊ばれた方は、ぜひこの本を見て下さい、懐かしさでいっぱいになると思います。
ゲームだけに偏らず、プログラムの記事も相当量があるのも、当時BASIC
で遊んでいた、私にはうれしい限りです。
ちなみにMSXPLAYerの推奨スペックは、Ceieron500Mz以上だそうです。
MSX MAGAZINE 永久保存版 [CD-ROM1枚、特製シール付き]
この収録作品の中で一番やりたかったのは、ザ・キャッスルとキャッスルエクセレントです。あのラファエル二頭身王子の活躍が再び!
当時でもかなり有名であったというこのゲーム、最近のぬるすぎるゲームに比べればかなり難しいですが、それでも頭を使い、根性と努力があれば、きっとマルガリータ二頭身王女のもとまで無事にたどり着けます。最近はこういうゲームがかなり減ってきているので、レトロな作品のほうがなんとなくお勧め…だったり。
ラファエルは王子様なのに短足でおかしなジャンプを使いこなし、武器すら携行せず丸腰で魔王様の城に乗り込もうというんだから大したやつです。ちなみに、魔王様は留守のようです。まあ、鬼のいぬまに洗濯というところでしょう(笑)。
他にも、懐かしい作品がラインナップされており、ゲーマーには実にありがたい一品ですね。とはいえ、狙いはキャッスルシリーズだけだったんですが(笑)。
「SILPHEED」~PC SOUND of GAME ARTS~[GAME SOUND LEGEND SERIES]
FM音源ICを駆使して合成された音声にとても感激しました。「おー、ザカリテ久しぶりー」てな感じです。
音楽そのものは、シルフィードとテグザーにしかなじみが無いので、お買い得度を考慮して、星を一つ減らしました。
テグザー
パソコン(PC-8801)からの移植ゲーム。
移植に際して、本家のテグザー(自機)の出す武器が「レーザー」なのに対し、ファミコン版は「連射弾」になり、物議を醸した作品。
エネルギー制で、ダメージやバリア(敵弾や敵の体当たりをある程度防御出来る)等でエネルギーを消費。ゼロになるとゲームオーバー。
迷路のような各面を敵を倒しながら進んで行く。隠れキャラも多く、周を重ねるごとにその種類は変わって行く。
ファミコンブームの火付け役の1つである「裏技」を爆発的に広めたゲームでもある。
このゲームの「無敵コマンド」が以後の裏技ブームを作り出したと言っても過言ではない。