クレープを二度食えば(リュウコミックス)
このタイトルのものは文庫本化されたものを持っていたが、きちんとしたサイズのものが再販されるのを知り購入した。全編ほぼSFだが素晴らしいものを巧く組み合わせ 新しいものを追加してある。彼自身は作品中で時期が特定され それがポイントになるものを避けているように感じるが、タイトルになっている「クレープを.....」はバブリーな時期の日本じゃないと成立しにくい話。逆に言えば だから面白い。このオリジナルが掲載されていた時期に もう一つバブル時期でなければならなかったマンガが「いしかわじゅん=東京物語」この二つを語らないバブル評論は何かが抜けた評論だ、と言える。とりみき氏のSFは きちんとストーリーを作るタイプなので縁のなかった読者も是非手に取って欲しい。他に「山の音」とかも同時期になるのかな?これもお薦めだ。ストーリーが自由気侭に走りだす「吾妻ひでお」氏ととりみき氏が仲良しというのも何か真逆な感じで面白い。ちなみに「とり」氏のSFに外れは無い。
THE IDOLM@STER BEST ALBUM 〜MASTER OF MASTER〜
収録されているトークが、いらないという意見もありますが、個人的にはドラマCD感覚で聴けたのでOKでした。
アイマスSPを買う前に、このCDでアイマスソングの復習をしてみてはいかがでしょうか?
よいこのための吾妻ひでお Azuma Hideo Best Selection
ちょっと腰が引けましたが、内容は1、2巻にひけを取らず充実してます、初期の吾妻ひでおの作品を楽しめます、タッチも今と違って逆にそれが新鮮に見え改めて吾妻ひでおの早熟なところを実感出来ました
鳥のように
これまでの古典的な箏曲とは異質な存在。
かといって、かつての前衛音楽とは次元が違う。
高度の技巧を駆使しているにもかかわらず、難曲
といった肩の凝るような様子もみられない。
私みたいな素人にも、素直に、何の抵抗もなく入っ
て行けるような気がする。
言い換えると、誰にでも親しみやすく受け入れやす
いお琴の曲と言える。
伝統的なお琴の曲に加えて、ラテン、ロシア、沖縄
系の民謡からアランフェス協奏曲といった、クラシッ
クや歌謡曲の時の流れのよう・いい日旅立ちにといっ
た曲へと広げていただければ日本の誇る世界的アーテ
ィストに変身できるはず。
他方、CD、有線放送等への分野でも結婚式場・和
装・展示会等々の多方面からのユーザーにも対応でき
る。
ポピュラー性を強調したいし、これまでの曲目に加
えて次回のCD収録に期待したい。
私事ではあるが、知人の紹介で偶然にCDに収録さ
れた
曲目のいくつかを2005年9月に新潟で聞く機会を
得た。
奏者の謙虚な姿勢がよかった、親しみやすくわかり
やすい選曲もよく、山間地の純朴な聴衆(集)の心に
しみ渡る音色だった。(勿論、会場でのCDは2セッ
トはともにいただいてきた)
衣装がこれまたよく、女子十二楽房のと見紛うほど
だった。
蛇足だが、NHKのお昼の番組でお琴を担当されて
みてがいかがか。
奏者はラジオ向きではなくテレビ向きだからだ。
ご当局でもあらゆる分野のアーティストを人選し、
番組中に視聴者の質問に、愛想よくきちんと即答でき
る人を探しているのは確かだ。
彼の地にも文化会館はある、是非他のご師匠とご一
緒にCDキャンペーンツアーを企画願えればなお幸い。
冷食捜査官(1) (モーニングKC)
キャラクター制度をお作りになられたのは、それは神様ですけども、現役かつ実在という点において、このハードボイルドな一人称の物語を世紀をまたいで見事に演じてきた、たきた氏は本書において最高の評価と永遠の存在を得たといえるのではないでしょうか。
これからもどうかお元気で、さらなるご活躍を。
再会を心待ちにしております。