伝説日本チャンバラ狂 名作時代劇おもしろドキュメント
「水戸黄門」「木枯らし紋次郎」「てなもんや3度笠」など誰でも知っている
人気時代劇をペリー荻野&黒鉄ヒロシのコンビが合作し、わかりやすく解説。
マニアならずとも楽しめる内容の本になっている。
なかでも興味深いのは「木枯らし紋次郎」「京都太秦映画村」の誕生秘話だ。
「木枯らし紋次郎」は保育園時代にブームになったのは記憶しているが、
(中村敦夫氏の決め台詞・楊枝を飛ばす事・テーマソングなど・・・・)
リアルタイムでは観たことが無かった、その頃はまだ我が家は白黒テレビで
NHKと民放1局しか映らない機種だったからだ。
「京都太秦映画村」は中学の修学旅行で行ったが結構楽しかった。
時代劇でおなじみの太鼓橋?の裏は階段だったり、ロープをつたっている
黒い忍者の様な人間だと思っていたら、ロボットだったり凄い可笑しかった。
土産物屋やアニメのスチール写真もあった、あそこは1日中いても面白い場所だ。
両方とも誕生までに七転八倒しているが苦労が実ったと思う。
今度この本のパート2をつくるなら、「遠山の金さん」「吉宗評判記暴れん坊将軍」
「大奥」「必殺シリーズ」「ご存じ女ねずみ小僧」などを採り上げてほしい・・。
太陽にほえろ! 2001 [DVD]
昔のシリーズとは、全く別もの。それを前提に観るべし。ま、七曲署の未来を描くことは、何も不自然なことではないし。どうせなら、舘ボスもいいけど、神田ボスでやってみたらどうですかね?
千思万考
●本書を読んだ気付を、読者レビューとします。
●人物像が最高ですね。誰も真似ができないでしょう。
職業が「マンガ家」とはいえ、これだけの人物像が書けるのは、『黒鉄ヒロシ』さん
以外にいないでしょう。
●各人物の言い放った「人生の句」の抽出も最適です。
人物像と完全に一致しています。
●人物の説明も、その人物を紹介するのに、もっとも相応しい説明文であると思います。
●ただ心配なのは次の点です。
歴史上の人物として、評価されている人が、当然、取り上げられて書かれていますが、
例えば、『織田信長』を例にとれば、『織田信長』という人物が、どのような人で、
どのようなことをして、歴史上に名を残しているかを、知っておく必要があります。
これを知らなければ、ピンとこないかも知れません。
(特に気にする必要はないですかね)
麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)
麻雀はかじった程度ですが、こんなに奥が深いとは知りませんでした。
登場人物の個性が光って、セリフの一つ一つが生きているように感じて、
不思議なくらい引き込まれる力を持った小説です。
娯楽小説としては最高の一冊のひとつでしょう。
おかげで通勤途中に降りる駅を乗り過ごしてしまいました。