ニュー・サウンズ・イン・ブラス 2008
アレンジのよさは相変わらずピカイチ!
プロの演奏家しか演奏できないような奏法も若干少なめのNSB。
外囿氏のユーフォのソロは流石です。
"ブラスト"でおなじみの石川直氏のドラムソロはぱっとしない。生またはDVDで見ないと面白みが全く感じられない。
無頼平野-昭和侠客外伝- [DVD]
1995年5月公開(劇場公開タイトルは『無頼平野』。当時ビデオ化されるにあたり、いかにもなタイトルにつけ変えられ、それはこのDVDでも副題として残っている)。石井輝男監督としては、90年代の復活第2作で、エンタテインメントに徹しつつ趣味の世界も全面展開させており、見た目ほど予算的には恵まれなかったようだが、それを感じさせないゴージャスな質感があり、近作の中でもとりわけバランスのよい作品となっている。
パブリック・イメージをくつがえす、ワイルドな魅力の加勢大周(おそらくこれが、彼のベストバウトだろう)、相変わらず可憐な岡田奈々をはじめ、やりすぎることなく気弱な青年を好演する佐野史郎ら、メインキャストが全員ハマッていて、華麗かつ猥雑な石井ワールドの構築に一役買っている。
あがた森魚(カジノ座の指揮者)、早川義夫(たき火にあたる男)、原マスミ(ナイトクラブのバンドマスター)、田村翔子(女流詩人)、大槻ケンヂ(奇術師)、杉作J太郎(振付師)らサブカル系ゲストも多彩。吉田輝雄、南原宏治、そして『網走番外地』シリーズの常連だった(カップルだったこともある!)由利徹と砂塚秀夫もコンビで登場し、昔から石井作品を観てきた観客へのサービスも満点だ。また、『仮面ライダー響鬼』の明日夢くんの母―実は90年代石井作品の常連―の衝撃映像もあったりして、もし明日夢くんが実在の少年で、これを見たらトラウマになることは確実だろう。
とにかく、どんな描写があろうとある意味突き抜けていて、観終わった後、何故かさわやかな気分になるのが石井輝男監督作品の不思議な魅力。きっとこの作品の現場も、映画の神に祝福されていたに違いない。
なお、収録は本編のみで、しかもビデオ化当時のマスターを流用したらしく、若干画面がぼやけた感じになっているが、ここは素直に、DVD化されたこと自体を喜んでおくべきなのだろう。
仮面ライダーキバ VOL.2 [DVD]
井上敏樹脚本ではお馴染みの「アンチヒーローなライバル」こと名護さんが登場。
「仮面ライダー555」で言うところの草加雅人がちょっと常識人っぽくなった感じの好青年かと
思いきや、ファンガイアそっちのけでキバを狙う危ないボタンハンターだったことが発覚。
素晴らしき青空の会って人選がホントにダメダメと言うか…。
ネタキャラとしては最高だけど子供番組のヒーローとしてはちょっと問題が名護さんには多いゾ!
この2巻ではバッシャーフォームが登場するが…クウガのペガサスフォーム同様、出番少ないな。
バッシャ−フォームで倒せたファンガイアは後にも先にも2巻に登場する奴だけの予感。
ゆりと恵がさらわれた場所が22年経過しても写真とかそのままってのも無理がある気が。
22年前に青空の会が仕留められなかったファンガイアを22年後にキバが倒す、というのが
恒例になってきているが、それって青空の会の無能ぶりを証明してない?
これまでもクウガの一条刑事率いる未確認生命体対策本部、アギトのG3ユニット、
カブトのZECTの様な対怪人組織は存在したけど、青空の会はその中でも間違いなく最弱なんじゃないかと。
よくも悪くも井上先生テイストが濃すぎて、キャラも設定も暴走気味。酷い時は戦闘シーンが1分無い時あるし。
ザンキさんこと次狼さんのニヒルな演技がなければ2巻に救いは無かった…。
仮面ライダーキバ VOL.8 [DVD]
ファンガイア最強の四人・チェックメイトフォーのルークことライオンファンガイア。
『天地開闢。産声と怒号を聞きながら』という真名を持つ彼は、ガルルのウルフェン族を滅ぼし、ゆりの母親を殺し、恵の母親が倒しきれなかった因縁の相手。
チェックメイトフォーにふさわしい圧倒的な戦闘力は、アームズモンスター三体にプロトイクサをもってしても返り討ちにあってしまうほど。
母親の仇打ちに燃えるゆりは、どうにかしてルークを倒そうと考えを戦いを挑むがいつも軽くあしらわれてしまう。
一方、現在において母親の残したルークのデータを見つけた恵は母親が追い続けていたファンガイアである彼を倒さんと探し回る。
仇打ちに躍起になるゆりに、弟から実家に戻るよう言われ焦る恵。
戦力に乏しい今では正攻法で挑んでも返り討ち。だが、その戦力差をどのようにして埋めるのかを考えたゆりはある作戦を決行する。
それはルークにイクサを装着させ、その際に生じる深刻なリジェクションにより体力を減少させることを思いつく。
面白いことを好むルークはその作戦に見事嵌り弱体化。母親の仇を取れと音也からイクサナックルを受け取ったゆりはついに母親の仇を取った。
一方、現在に蘇っていたルークの肩にはゆりに負わされた怪我の跡が。
ライジングイクサに大ダメージを与えられてもなお強靭な生命力を発揮するが、名護は自分の手でルークを倒したい恵の思いを汲み、イクサナックルを手渡した。
そして苦戦しながらも、母親がつけた右肩の傷を足がかりに、恵はついにルークの完全消滅を成し遂げる。
過去と現在のユニゾン。
重なり合った思いはついに強敵を打ち破る決め手となった。
そこにあるのは母と娘の絆。
だが、ルークを打ち破った先にあるのはさらに激しさを増す戦いだった。。
現在編におけるクイーン・深央の覚醒と歴代最強の力を持つという『サガの鎧』纏いし現在編のキング。
二人が結ばれるのがファンガイアの掟。
しかし渡に思いを寄せる深央はその掟に苦しむことになる。
ますます複雑に絡み合う運命の鎖。それを砕く力はあるのか。