下流の宴 DVD-BOX [DVD]
Vineメンバーと表示されて恥ずかしいのだけれど
NHKで放送していた内容をレビューする
大学行かないフリーターの翔と
ネットゲームで知り合った沖縄育ちの珠緒が同棲して
翔の母親がどうのこうの…
父親もリストラ…って話
でも翔はアルバイトしてよく頑張ってると思う
逆に黒木瞳さん演じる母が専業主婦でお気楽というか…
翔と同じく母がパートでもしてみたら考え変わるかも
翔は無気力というが、今の時代働く気がない(働けない)やつは沢山いる
自分は統合失調症になってしまって
毎日薬を飲んでいる
フリーターの翔が羨ましい
本当の下流は毎日がウツで自殺を考えている奴らだ
誰がために鐘は鳴る(初回限定盤)
もう少し深みが必要?伝わってこない?
いやあ最近の音楽業界にいる連中の作品に比べたら、十分名作に位置づけられる作品でしょう、これは!
最も高橋優ほど深い曲を作れる歌手って数少ないと思いますけどねえ。
一回だけでなく何回も、歌詞カード見ながらじっくりと聞いてみて下さい。
そうすれば考え方も変わってくるかもしれませんよ?
しかし・・「花のように」。もはやB面の曲とは思えないほどの素晴らしい出来。
高橋優、おそるべし。
ルンルンを買っておうちに帰ろう (角川文庫 (6272))
80年代初頭に、このエッセイで一躍有名になった林真理子は、ブランド至上主義の小説「なんとなくクリスタル」を書いた田中康夫とともに、マスコミにバッシングされ続けた作家でした。それは、まだマスコミの力が今より圧倒的に強かった頃で、はたから見ていても、おふたりとも気の毒なくらいでした。その林さんが今では、直木賞、芥川賞の選考委員をつとめるぐらい、小説やそのちょっとハイソな生き方のエッセイが支持されたのだと思います。また、「なんクリ」を書いた田中康夫が、後年知事を務めることになろうとは、誰が予想したでしょう。当時としては、あけすけな林さんのこの本はベストセラーとなり、後続として「林真理子の友人」という触れ込みで、やはりエッセイでデビューしたのが中野翠でした。今新聞連載されている「下流の宴」で、わたしは初めて林さんの小説を読んでいます。毎日、複雑な思いを抱えながらも、楽しみにしています。
下流の宴
ああ、上流階級の人達は「庶民」に対してこういう感情で接していたのか、と。
それが一番の感想。
確かに面白くて最初はどんどん読み進めていたのですが、だんだん不快な気分になってきて一度読むのをやめた。
この小説の中では金、家柄、人の格などが人の価値基準として語られていて私にとっては結構アクが強かった。
少なくとも読んで心温まる小説ではなかった。
それでも、日本に存在する格差や、親世代と子世代の価値観の差など実際に存在する事実がうまく捉えられリアルに描写されていて面白いとは思った。
でも読後感悪いのでもう読みたくない。
私のこと、好きだった?
林真理子らしさの典型とも言える作品です。 エッセイをよく読んでいる読者なら、30才定年説が・・とか、精神科医とか真理子人脈の誰から話を聴いているか(取材をしているか)わかってしまいます。(笑) 何だかミズホテレビ自体もフジっぽいし。 あやパン(退社されましたが。)や、みなぴー、しょーパンのような人々も。。(笑) でもフジではない。(141P) そして、今でも女子アナ就職の全国行脚の旅があるのだなーなんて、その辺りは昔とちっとも変わらない。 それから大学からの同級生、美季子、美里、兼一。 長年の読者からすると、真理子、早苗ちゃん、藤原くん(?)のちょっとしたすり替えの様でもあり・・(笑) え、と本題に。 兼一については、以前読んだ小説の男性のようだなーと思えました。 美里と離婚し、身ごもった多恵と再婚するが、その間にも浮気相手の野々美、とそして最後には美季子まで。 そのくせ元の妻、美里が患い、危なくなるといてもたってもいられない。 亡くなってしまうと妻多恵と言い争い、自暴自棄になってしまう。 そんなに前妻に未練のようなものが湧き上がるくらいなら、別れなかったらよかったのに、と思ってしまう。 美季子も岡田と出会い、身ごもるがダウン症の可能性が。 でも最後にまたどんでん返しがあったりして・・と、実は岡田ではなく、兼一の子とか・・なんて残ページの少ない中、色々考えてしまいました。 1つ共感した文面で、今までわかりやすい幸福というのは理解力のない若者たちのもので、大人の幸福というのは、もっとビターを含んだ複雑なものだと思っていた、と。 深いですね。