リトルバスターズ!パーフェクトビジュアルブック
ビジュアルファンブックと付けられていますが、どちらかというと読み物的価値のほうが大きい気がします。
ストーリーダイジェストや攻略ヒント、インタビュー、書き下ろしSS等読み応えはなかなかのものかと思います。
画集としての価値は、販促イラストや書き下ろしイラストに関してはそれなりに大きく掲載されており不満はありませんが、個人的には没CGラフや初期設定ラフ等の未公開イラストにもっとページ数をさいてもらいたかったかな、と。
書き下ろしCG自体は表紙、付録含めて5枚と、満足のいく枚数でした。
値段分の価値は十分にありますが、その値段がちょっと気軽には手を出しにくいかな?と思ったので☆4つ
付録の下敷きは不要な気がしました。
CLANNAD(クラナド)
最初僕はこの作品の存在を知らず、動画共有サイトでなんとなくアニメを見たのがこの作品との出会いでした。
最初は一話だけ見よう…と思っていたのですが、どんどんと物語に引き込まれていき、結局徹夜で最終話までみてしまいました。その後、泣きはらした目をこすりながらこの商品の購入ページへと飛びました(笑)
とにかく物語への引き込ませ方がうまいです!
「泣ける」のではなく、「泣いて」しまいます。
それでいて、笑えるところはとことん笑ってしまいます。
不思議なゲームだと思いました。
素敵な友人達や、素敵な「家族」
その姿に、時に笑い、時に温められ、時に泣かされます。
正直、このレビューを書くために物語を思い出しただけで、泣きそうになります(笑)
ストーリーはかなり難解です。
最後までプレイして色々考えた後、「あっ、そういうことか」と全てが繋がりました。
いつまでも心に残るゲームです!一生の宝物です!
「ギャルゲーはちょっと……」という方もいるようですが、これはそんな次元を超越しています。
一人にでも多く、この優しい「光」が届いたらな…と思います。
最後に
ややネタばれになりますが、プロローグの朋也の「この街は嫌いだ……」からのセリフはプレイし終わるまで覚えておいてください。
この物語のカギとなる設定を理解するとあのセリフはとても深いものになります。
こんな素晴らしいものを作ってくださった、麻枝准さんはじめkeyスタッフの方々に感謝しています。