アルティメット ヒッツ タクティクスオウガ 運命の輪
登場するキャラクターが、それぞれに自分の意思・自分の都合を持っていて、人間臭く生きている。そんな生々しいキャラクターが展開する物語である分、物語を通して提示される問題について親身に考えやすいと思います。
戦闘システム自体も「もっと良い手は無いか!」と考えながらじっくり戦うことの出来る物で良いのですがそれだけではなく、「自分の都合を優先して敵を殺害するか、リスクを冒してでも説得して仲間にするか」というような状況判断に迫られるため、戦闘パートであってもシナリオの一部として楽ませてくれます。
ただ、残念な点もあります。
それは、制限なしだとユニットが無個性化し得ることです。
このゲームでユニットの特徴を決めるのは「ユニットが習得してるスキル」+「クラス(職業)」なのですが、この「スキル」は転職によって簡単に習得可能で、殆どのクラスには「転職証」というアイテム(ゲーム内の店で売っている物が多数)を消費すれば、他に何の制限もなしに転職する事ができます。
そのため、何の制限もなしにプレイすると「別にこのユニットが死んでも、代わりの人材はいくらでも用意できる」という状態になってしまいます。
プレイする時は自分なりに何か制限を設けた方が、戦術シミュレーションとしても物語としても楽しめます。
ヒーローズ オブ マイト&マジック 3 完全日本語版
Windows95対応になってますが、(私の場合)互換モードで遜色なくプレイできました。
とりわけ強調したい長所は、先ずゲームバランスです。CPUもやや強く、一人で遊んでも
手ごたえ充分でした。そして「HMM3」は、モンスターのアップグレードという特色ある工夫が
施されています。同一モンスターでもアップグレードすることによって、より強力になり、
そしてグラフィックも変わります。そして音楽は実に神秘的です。
タクティクスオウガ
過去の名作のサントラという事ですが、
収録曲数もかなりあり、お薦めです(全部あるかも)、、自分はゲームの
オリジナル版の曲しか聴いていないのですが、オリジナル版でもカッコイイ曲がたくさんあって、オウガファンはもちろん買いです。
タクティクスオウガ 運命の輪 Art Works (画集)
まず本としての作りが綺麗です。 この点は非常に好感が持てます。
製品イラスト〜制作キャライメージ〜時々小ネタ〜巻末インタビューと定番の流れでありますが、制作段階のイラストの量とその下部にドットキャラのポーズ一覧が並んでいたのは○。
また吉田氏のデザイン含め根強い人気のゲームに、いかに政尾氏が取り組んだかのインタビューは読めて良かったです。
肝心のキャライラストは大きく印刷するにはやや物足りないような(個人的にですが)。
これはおそらく元絵よりも拡大されている為と思われます。
以上、良品。
TACTICS OGRE LOVER'S VOICE タクティクスオウガ 運命の輪 ファンブック
私、CHAPTER2、LAWルート・ゴルボザ平原の、カチュア姉様のセリフが大好きです。
義勇兵ガズンの戸惑いに、ゲームをやりながら大笑いしました。
そんな、戦闘会話集が読める、このファンブック。 キャラの相関図から設定用語集、電撃オンラインで集められたファンのアンケート結果などが掲載されています。
ファンのアンケート結果を読み、TOに狂っているのは自分だけではない!と安心するも良し!
TOオリジナル版企画概要書を読むも良し(字は小さいね〜)
ガンプが連れていた、魔獣様(コカトリスその1andその2)を捜すも良し。
多少字が小さく、詰め込みすぎ?2700円(税抜き)は高め?…な感は否めませんが、それでも買い!な1冊ですよ。