在日の地図 ~大韓棄民国物語
まじめな本です。そして本書に充満しているのは、消え行くものへのノスタルジーです。生きていくための心理的な代償のために必要とされる宣伝と詭弁を取り除いたときに浮き上がるのは、真実だけど残酷な生の姿です。そこに浮かび上がるのは、結局のところ自力では近代国家の政治ならびに経済的な建設に乗り出すことができなかった朝鮮半島の姿と資本主義の中で急速にインフラ(鉄道、炭鉱)を作る必要があった日本の姿です。そこに出稼ぎに来たのは朝鮮半島の中でも差別に苦しんでいた済州島の人々が大多数を占めたという現実は思いですね。著者がたどるどの街も、この歴史の刻印を色濃く残しています。そして出稼ぎに来たかなりの人々が祖国への帰還という当然の選択をしなかったという厳然たる事実は、何を物語るのでしょうか?そして戦後も継続して朝鮮半島からの流入者が減ることはなかったという事実も重いものです。この本の中で取り上げられた街のほとんどは、新しい流入者をひきつける魅力の在る一部の都会を除いては、もう歴史の彼方に消えようとしています。不法占拠とバラックの建設という事実も、あいまいな日本の自治体の対応によりもはやその事実自体も記録から消されていくのでしょう。だってもともと住所すらなかった場所なのですから。その歴史の顛末の最後を記録するという意味でも本書の価値は重いものです。
「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来 (晋遊舎ムック)
若い人の票が政治に反映されない、という事実は大変重いと
思いました。
高齢化社会と知っていながら、政策の偏りの不自然さについてなぜか
アンタッチャブルな空気だったので、そこを晒している面でこの本は
評価したいです。表紙とか好きじゃないんんですけど・・
この事実を認識した上で国民全体が工夫を考えるべきなのに、
世代人口格差を覆い隠すから余計に若者の老人への不信が募ります。
若い人は人口比的にとても不公平な負担を強いられるのに。
日本は世界一の高齢社会で、さらにこれから加速し年齢の偏りがおかしく
なっていくので先駆けてあらゆる工夫を考えるべきです。
選挙も人口比の偏りがでないようにしたり、お年寄りもリタイア後まだ
全然働きたい人いるのだから働ける社会環境に改善したり。
まずはこの実態を、若者だけじゃなく、お年寄りにも認識してもらわないと
始まらない気がします。お年寄りはこの本を表紙からして絶対に
読んでくれなさそうだけど、読んで欲しいなぁ・・
マスコミが毎日のように放送して政治家がそれによって左右される
世論調査も、固定電話での調査なので携帯メインの世代の声はまったく
反映されていません。
思いました。
高齢化社会と知っていながら、政策の偏りの不自然さについてなぜか
アンタッチャブルな空気だったので、そこを晒している面でこの本は
評価したいです。表紙とか好きじゃないんんですけど・・
この事実を認識した上で国民全体が工夫を考えるべきなのに、
世代人口格差を覆い隠すから余計に若者の老人への不信が募ります。
若い人は人口比的にとても不公平な負担を強いられるのに。
日本は世界一の高齢社会で、さらにこれから加速し年齢の偏りがおかしく
なっていくので先駆けてあらゆる工夫を考えるべきです。
選挙も人口比の偏りがでないようにしたり、お年寄りもリタイア後まだ
全然働きたい人いるのだから働ける社会環境に改善したり。
まずはこの実態を、若者だけじゃなく、お年寄りにも認識してもらわないと
始まらない気がします。お年寄りはこの本を表紙からして絶対に
読んでくれなさそうだけど、読んで欲しいなぁ・・
マスコミが毎日のように放送して政治家がそれによって左右される
世論調査も、固定電話での調査なので携帯メインの世代の声はまったく
反映されていません。
マンガ嫌韓流
タイトルは「嫌韓」とあるが、いわゆる「嫌韓厨」にとっては物足りない内容かもしれません。なぜなら、ここには事実以上のことが書いてないからです。韓国に対する煽りも、罵倒も、もちろん事実無根の中傷も載ってはいません。ただ韓国が嫌いなだけという人には物足りないでしょう。
この本のスタンスも、決して韓国を罵倒する内容ではありません。顔を赤らめ、唾を飛ばしながら怒号する韓国人キャラや親韓日本人キャラに対して、主人公サイドは時には語気を荒げながらも、ただ淡々と事実を主張していくだけです。そして最後には、両者の和解を示唆する描写もあります。
しかし、これまで日韓関係について、学校や大手マスコミでしか情報を得られなかった人たちには、ここにある真実だけでも十分衝撃があるでしょう(もっと衝撃的な実話は幾らでもあるのです)。そういう意味ではマスコミや社会がタブー視してきた韓国のダークサイドへ光を当てる、最初の一撃となるでしょう。親韓も嫌韓も、真実を知るところから全ては始まります。
最後に、4年の年月をかけて出版にこぎつけて下さった車輪先生や、それを引き受けて下さった晋遊社さんの英断に感謝するばかりです。
嫌韓流は、いや、真の韓流はこの本から始まると思います。
この本のスタンスも、決して韓国を罵倒する内容ではありません。顔を赤らめ、唾を飛ばしながら怒号する韓国人キャラや親韓日本人キャラに対して、主人公サイドは時には語気を荒げながらも、ただ淡々と事実を主張していくだけです。そして最後には、両者の和解を示唆する描写もあります。
しかし、これまで日韓関係について、学校や大手マスコミでしか情報を得られなかった人たちには、ここにある真実だけでも十分衝撃があるでしょう(もっと衝撃的な実話は幾らでもあるのです)。そういう意味ではマスコミや社会がタブー視してきた韓国のダークサイドへ光を当てる、最初の一撃となるでしょう。親韓も嫌韓も、真実を知るところから全ては始まります。
最後に、4年の年月をかけて出版にこぎつけて下さった車輪先生や、それを引き受けて下さった晋遊社さんの英断に感謝するばかりです。
嫌韓流は、いや、真の韓流はこの本から始まると思います。