夢違 (角川文庫)
終盤までは、夢を可視化して記録できる装置を開発し、心理学や脳科学等の科学で悪い予知夢を分析し、災厄や災害の防止に役立てようとする物語だと思って読んでいた。
しかし、結末は、科学的には解明できない、夢と現実が混淆した世界に入り込んでしまった。
なんで、こんな結末になるの?
しかし、結末は、科学的には解明できない、夢と現実が混淆した世界に入り込んでしまった。
なんで、こんな結末になるの?
夜のピクニック (新潮文庫)
「みんなで夜歩く。たったそれだけのことなのにね。どうしてそれだけのことが、こんなに特別なんだろうね。」
物語は一本道。高校生達が延々と歩き続けるだけの物語です。
でも、登場人物達の行動・思想が複雑に絡み合う。ただ歩くだけの話なのに、こんなにも特別な話になるなんて。
数年前の高校時代を思い出しつつ、あごひげと三段腹を撫でながら、一気に読んでしまいました。
また、この作品は本屋さん大賞1位に輝いた作品でもあります。面白さはお墨付き。なんで直木賞に選ばれなかったのかと不思議に思っているくらいです。
登場人物がやはり現実離れしてるなあと思いつつも、ニヤニヤしながら(私の場合ですが)読んでしまえる作品です。
気になった方は是非ご購読ください。
物語は一本道。高校生達が延々と歩き続けるだけの物語です。
でも、登場人物達の行動・思想が複雑に絡み合う。ただ歩くだけの話なのに、こんなにも特別な話になるなんて。
数年前の高校時代を思い出しつつ、あごひげと三段腹を撫でながら、一気に読んでしまいました。
また、この作品は本屋さん大賞1位に輝いた作品でもあります。面白さはお墨付き。なんで直木賞に選ばれなかったのかと不思議に思っているくらいです。
登場人物がやはり現実離れしてるなあと思いつつも、ニヤニヤしながら(私の場合ですが)読んでしまえる作品です。
気になった方は是非ご購読ください。
悪夢ちゃん The 夢ovie オリジナル・サウンドトラック
本人と佐久間紀佳監督のコメントが載っています!
演奏者名も、TV版とは違って日本語表記になってます!しかもTV版も含めた全員分が載ってます!
トラック2,4,5,9〜11,14,15,17〜20の計12曲は、TV版からの再録なんですが…
以下の4曲はなぜか曲名が微妙に異なっています。
・I don't want to sleep → i don't want to sleep
・checks and balances → check and balance
・pony's waltz → pony's walts
・dirty pretty things → dirty prety things
(TV版 → 本商品)
ボーナストラックの「theme of nightmare chang [SUI -AKUMU- REMIX]」は
詳細が一切書かれてませんが、表記にある通り編曲者はSUI。
『超次元ゲイム ネプテューヌ 』『ハニー・トラップ』に続いて三度目の登場となるので、
横山ファンにはもうおなじみですね。
今回も独特の奇抜なセンスが炸裂しております!
原曲が2分43秒だったのに対し、4分29秒とだいぶ長くなっている点もグッド!
新録でのお気に入りは「break a leg」ですね。
氏らしさの詰まった、かわいらしくも雄大なマーチです!『理想の息子』の系譜とも言えますね。
嬉しかったのは、TV版の未収録曲「hand in hand」が入っていたこと!しかもボーナストラックとで2バージョンも!
同じくボーナストラック扱いになっている「cheer up」もTV版の未収録曲だったんでしょうか?こっちは記憶にないけど…。
より盛大になったmovie versionが別にあるってことは、そうなんでしょうね。
だがしかし、TV版未収録曲はまだ残っています!メインテーマのピアノバージョンとか!
なぜ入っていないのかというと…はい、容量が限界だからですね。再録なんかしたせいですよ。
帯には、好評発売中!とTV盤の告知が載っているんだし、現役商品ってことでしょ?
ならわざわざ再録しなくたっていいじゃないですかー!
再録では曲名を間違えてるくらいだし、その程度の認識なんでしょ?じゃあ必要ないじゃん。
再録12曲を除いた合計時間は43分。
そこに残りのTV版未収録曲が加われば、じゅうぶん恥ずかしくないボリュームになっていたはず。
The 夢ovieだけでなくTV版の2枚目も兼ねた、無駄のない商品になれていたのに…!
ファンの心理よりも、本編BGMの網羅が優先された結果でしょうか…。
演奏者名も、TV版とは違って日本語表記になってます!しかもTV版も含めた全員分が載ってます!
トラック2,4,5,9〜11,14,15,17〜20の計12曲は、TV版からの再録なんですが…
以下の4曲はなぜか曲名が微妙に異なっています。
・I don't want to sleep → i don't want to sleep
・checks and balances → check and balance
・pony's waltz → pony's walts
・dirty pretty things → dirty prety things
(TV版 → 本商品)
ボーナストラックの「theme of nightmare chang [SUI -AKUMU- REMIX]」は
詳細が一切書かれてませんが、表記にある通り編曲者はSUI。
『超次元ゲイム ネプテューヌ 』『ハニー・トラップ』に続いて三度目の登場となるので、
横山ファンにはもうおなじみですね。
今回も独特の奇抜なセンスが炸裂しております!
原曲が2分43秒だったのに対し、4分29秒とだいぶ長くなっている点もグッド!
新録でのお気に入りは「break a leg」ですね。
氏らしさの詰まった、かわいらしくも雄大なマーチです!『理想の息子』の系譜とも言えますね。
嬉しかったのは、TV版の未収録曲「hand in hand」が入っていたこと!しかもボーナストラックとで2バージョンも!
同じくボーナストラック扱いになっている「cheer up」もTV版の未収録曲だったんでしょうか?こっちは記憶にないけど…。
より盛大になったmovie versionが別にあるってことは、そうなんでしょうね。
だがしかし、TV版未収録曲はまだ残っています!メインテーマのピアノバージョンとか!
なぜ入っていないのかというと…はい、容量が限界だからですね。再録なんかしたせいですよ。
帯には、好評発売中!とTV盤の告知が載っているんだし、現役商品ってことでしょ?
ならわざわざ再録しなくたっていいじゃないですかー!
再録では曲名を間違えてるくらいだし、その程度の認識なんでしょ?じゃあ必要ないじゃん。
再録12曲を除いた合計時間は43分。
そこに残りのTV版未収録曲が加われば、じゅうぶん恥ずかしくないボリュームになっていたはず。
The 夢ovieだけでなくTV版の2枚目も兼ねた、無駄のない商品になれていたのに…!
ファンの心理よりも、本編BGMの網羅が優先された結果でしょうか…。
悪夢ちゃんThe 夢ovie 2枚組(本編BD+特典DVD) [Blu-ray]
結衣子(悪夢ちゃん)の予知夢の存在を認めたクラスの中に、転校生がやってきます。
それは結衣子が見た「悪夢」のなかで、クラスを先生ごと消し去ったあと自分を連れて行こうとした「夢王子」でした。
転校生は「自分には未来がない」といい、「他人の未来など簡単に操れる」といってクラスメイトのお父さんのお店を同級生を誘導して成功させ、その後にぶち壊すといったことをやってのけます。
でもその転校生には悲しい過去があり、その時の記憶を失っていたために自分を見失っていたのです。
徐々にその記憶を取り戻し彷徨い始めた転校生に恋心を抱き、助けようとする結衣子。お店の件のあとも他人の未来にかかわることを恐れない同級生たち。「輝く未来を切り開くのは自分自身! 」と普段から言いながら一度は生徒たちを否定した彩未先生も、別の角度から真相にたどり着き生徒たちを追いかけます。
オープニングの「悪夢」のCGは派手でしたが、その後はCGはあまり(目に付くところでは)多くはなく少年の悲惨な過去が話の原点であるためかなり重い話になっています。
でもそのなかで「自分たちの作る未来」を信じて自分自身で行動する子供たちの存在が救いになっていて、結衣子の初恋やGACTらの怪しさが微笑ましさを誘います。
それは結衣子が見た「悪夢」のなかで、クラスを先生ごと消し去ったあと自分を連れて行こうとした「夢王子」でした。
転校生は「自分には未来がない」といい、「他人の未来など簡単に操れる」といってクラスメイトのお父さんのお店を同級生を誘導して成功させ、その後にぶち壊すといったことをやってのけます。
でもその転校生には悲しい過去があり、その時の記憶を失っていたために自分を見失っていたのです。
徐々にその記憶を取り戻し彷徨い始めた転校生に恋心を抱き、助けようとする結衣子。お店の件のあとも他人の未来にかかわることを恐れない同級生たち。「輝く未来を切り開くのは自分自身! 」と普段から言いながら一度は生徒たちを否定した彩未先生も、別の角度から真相にたどり着き生徒たちを追いかけます。
オープニングの「悪夢」のCGは派手でしたが、その後はCGはあまり(目に付くところでは)多くはなく少年の悲惨な過去が話の原点であるためかなり重い話になっています。
でもそのなかで「自分たちの作る未来」を信じて自分自身で行動する子供たちの存在が救いになっていて、結衣子の初恋やGACTらの怪しさが微笑ましさを誘います。
ドミノ (角川文庫)
まず、登場人物の数に驚きました。
しかし、少しずつ読み進めていくうちに、誰がどういう性格で、どういう立場で、
どういう役回りをするのか、自然とわかるようになっているのはさすが恩田陸さんです。
そこから、丁寧に広げられる話が、どういう展開になるのだろうとわくわくさせてくれます。
・・・しかし、いざクライマックスへ!となったときの、高揚感がいまいちわきませんでした。
張り廻られた伏線、それの回収の仕方は素晴らしく上手なのですが、
すごくおもしろい!
という展開にはなりませんでした。
つまり、なんとなく背骨の話は、
結末が見えてしまっている、ということが大きな原因だったように思います。
巧く構成された、ドタバタ劇が読みたい人にお薦めです。
しかし、少しずつ読み進めていくうちに、誰がどういう性格で、どういう立場で、
どういう役回りをするのか、自然とわかるようになっているのはさすが恩田陸さんです。
そこから、丁寧に広げられる話が、どういう展開になるのだろうとわくわくさせてくれます。
・・・しかし、いざクライマックスへ!となったときの、高揚感がいまいちわきませんでした。
張り廻られた伏線、それの回収の仕方は素晴らしく上手なのですが、
すごくおもしろい!
という展開にはなりませんでした。
つまり、なんとなく背骨の話は、
結末が見えてしまっている、ということが大きな原因だったように思います。
巧く構成された、ドタバタ劇が読みたい人にお薦めです。