アフリカン・ゲーム・カートリッジズ (角川文庫)
激しい銃撃戦を中心に、架空の未来を描くアクション小説。
型破りな内容が多かったけれど、かなり楽しめた。
はじめ無気力な主人公が、社会に抹殺されそうになる中で、成長していく。
不条理な社会とぶつかり合う姿は、閉塞した日本にいる我々自身を思わせた。
特殊能力者「銃使い」達の戦いは、少しハリウッドや少年漫画じみているかも知れない。
しかし、過激なCG映像を見慣れている今、小説もこのくらい派手で良いと思う。
強く美しいレズビアンの女戦士達の姿は、神話的だ。
男尊女卑な趣味の人は読むに堪えないかも知れないが、こうした新しいヒロイン像が出てきたのは面白い。
続編が出るとしたら期待したい。
型破りな内容が多かったけれど、かなり楽しめた。
はじめ無気力な主人公が、社会に抹殺されそうになる中で、成長していく。
不条理な社会とぶつかり合う姿は、閉塞した日本にいる我々自身を思わせた。
特殊能力者「銃使い」達の戦いは、少しハリウッドや少年漫画じみているかも知れない。
しかし、過激なCG映像を見慣れている今、小説もこのくらい派手で良いと思う。
強く美しいレズビアンの女戦士達の姿は、神話的だ。
男尊女卑な趣味の人は読むに堪えないかも知れないが、こうした新しいヒロイン像が出てきたのは面白い。
続編が出るとしたら期待したい。
ビフォア・ザ・レイン【字幕版】 [VHS]
タランティーノが「パルプ・フィクション」で物語の時間軸をパラレルに描き話題をさらった頃、同じような試みに挑んだ若い世代のフィルムメーカー達が同時多発的に出現した。マケドニアから飛び出した俊英・ミルチョ・マンチェフスキーの「ビフォア・ザ・レイン」は、デビュー作と呼ぶにはあまりにも見事な、傑作!である。
映画は3部構成のオムニバス。
第1部「言葉」:マケドニア、正教の修道院。「沈黙」の誓いをたてた若い僧キリル(グレゴワール・コラン)の元に、マケドニア人と敵対するアルバニア人少女・ザミラが逃げ込んでくる。二人は恋に落ち、駆け落ちするが、二人の行く先を暗示するかのように、雨雲が・・・。
第2部「顔」:ロンドン。カメラマンのアレックス(レード・セルベッジア)は、同じ職場で働く恋人アン(カトリン・カートリッジ)に突然「故郷マケドニアに帰るから一緒に暮らそう」と言う。しかしアンは決心がつかない。そしてアレックスは一人マケドニアへ・・・。
第3部「写真」:16年ぶりに故郷に戻ったアレックス。しかし民族同士の対立はさらに深まっていた。そんな中、アレックスはかつての恋人で、今は敵対するアルバニア人のハナから「マケドニア人を殺してしまった娘のザミラを助けて」と頼まれる。アレックスは悩み、同族を裏切ってでも、ザミラを助ける決心をする。親類が放った銃弾に倒れるアレックス。そしてザミラが逃げる先には修道院・・・そこでは一人の老僧が、雨の到来を予感していた・・・。
物語ははじめ、オムニバスのように見える。が、「雨」をキーワードに、全く別の視点と舞台で語られていると思われた物語が、ラストでつながってゆく。しかも上記のあらすじでは紹介しきれない、細かいエピソードが入り組み、めくるめくモザイク画の様に。
しかし、マンチェフスキーが行った「時間の解体と再構成」は、単なるストーリーテリングのテクニックではない。映画の中で、観客へのメッセージの如く、壁に書かれた「The circle is not round」・・・。
マンチェフスキー曰く「この3つの話をつなぐ“円”は必ずしもつながっていない事を、映画の終わりは暗示している。どこが始まりでどこが終わりなのか?時間は死なないし、終わらない。まるで禅問答のように」
それぞれのエピソードに登場する人物の運命は、ひょっとすると全く違った未来が待っているかもしれない、そういう解釈もできるのだ。そう、「ビフォア・ザ・レイン」は、パラレルに解体された物語が一本に修復される、のではなく、物語の先に待つ、パラレルな可能性を提示した「物語」のための「物語」を語った映画なのだ。
十五歳の時に、「トルストイのように何千ページも書かなくったって、俳句は素晴らしいものを表現できる」といって文学の教師を激怒させたという、マンチェフスキー監督。ムム、早熟ですな。
さて、次作「ダスト」において、マンチェフスキーは“「物語」とは語り継がれるもの”をテーマに、これまた物語の本質に迫る素晴らしい作品を我々に提示してくれるのである。
キャッチコピーは、「西部のガンマンが動乱のバルカン半島に渡って、トルコ軍相手に一人ワイルドバンチ!」って、あれ?何かイメージ違いますか?ともあれ、ご興味の方はぜひご鑑賞を。
そしてもちろん、この「ビフォア・ザ・レイン」を早急にDVD化するように!
映画は3部構成のオムニバス。
第1部「言葉」:マケドニア、正教の修道院。「沈黙」の誓いをたてた若い僧キリル(グレゴワール・コラン)の元に、マケドニア人と敵対するアルバニア人少女・ザミラが逃げ込んでくる。二人は恋に落ち、駆け落ちするが、二人の行く先を暗示するかのように、雨雲が・・・。
第2部「顔」:ロンドン。カメラマンのアレックス(レード・セルベッジア)は、同じ職場で働く恋人アン(カトリン・カートリッジ)に突然「故郷マケドニアに帰るから一緒に暮らそう」と言う。しかしアンは決心がつかない。そしてアレックスは一人マケドニアへ・・・。
第3部「写真」:16年ぶりに故郷に戻ったアレックス。しかし民族同士の対立はさらに深まっていた。そんな中、アレックスはかつての恋人で、今は敵対するアルバニア人のハナから「マケドニア人を殺してしまった娘のザミラを助けて」と頼まれる。アレックスは悩み、同族を裏切ってでも、ザミラを助ける決心をする。親類が放った銃弾に倒れるアレックス。そしてザミラが逃げる先には修道院・・・そこでは一人の老僧が、雨の到来を予感していた・・・。
物語ははじめ、オムニバスのように見える。が、「雨」をキーワードに、全く別の視点と舞台で語られていると思われた物語が、ラストでつながってゆく。しかも上記のあらすじでは紹介しきれない、細かいエピソードが入り組み、めくるめくモザイク画の様に。
しかし、マンチェフスキーが行った「時間の解体と再構成」は、単なるストーリーテリングのテクニックではない。映画の中で、観客へのメッセージの如く、壁に書かれた「The circle is not round」・・・。
マンチェフスキー曰く「この3つの話をつなぐ“円”は必ずしもつながっていない事を、映画の終わりは暗示している。どこが始まりでどこが終わりなのか?時間は死なないし、終わらない。まるで禅問答のように」
それぞれのエピソードに登場する人物の運命は、ひょっとすると全く違った未来が待っているかもしれない、そういう解釈もできるのだ。そう、「ビフォア・ザ・レイン」は、パラレルに解体された物語が一本に修復される、のではなく、物語の先に待つ、パラレルな可能性を提示した「物語」のための「物語」を語った映画なのだ。
十五歳の時に、「トルストイのように何千ページも書かなくったって、俳句は素晴らしいものを表現できる」といって文学の教師を激怒させたという、マンチェフスキー監督。ムム、早熟ですな。
さて、次作「ダスト」において、マンチェフスキーは“「物語」とは語り継がれるもの”をテーマに、これまた物語の本質に迫る素晴らしい作品を我々に提示してくれるのである。
キャッチコピーは、「西部のガンマンが動乱のバルカン半島に渡って、トルコ軍相手に一人ワイルドバンチ!」って、あれ?何かイメージ違いますか?ともあれ、ご興味の方はぜひご鑑賞を。
そしてもちろん、この「ビフォア・ザ・レイン」を早急にDVD化するように!
多摩ソフトウェア ペパクラデザイナー3+六角大王SuperLE
中2の子供が欲しがって購入したのですが、やはり操作が難しくまだ早かったかもしれません。もう少し年を重ねたら使えるようになるかもしれないので、持ち続けておきます。
カートリッジの交換機 OD缶用 CB缶用 +KOVEA Adapter
しっかり固定できて、上の缶、下の缶、 じっくり暖めたり冷やしたり、傾けたりしながら確実に移動させる事ができて良い。
質感、使用感、申し分なしです。
ただ、持っていく気にはならないです。
重たく、ゴミ等が心配になりますから。家でじっくり、必要な量を測って準備できる方は良い買い物だと思います。
注意!
缶の重量を測ってください。新品の重量を超えて注入すると とても危険です。
質感、使用感、申し分なしです。
ただ、持っていく気にはならないです。
重たく、ゴミ等が心配になりますから。家でじっくり、必要な量を測って準備できる方は良い買い物だと思います。
注意!
缶の重量を測ってください。新品の重量を超えて注入すると とても危険です。
EPSON IC6CL50(エプソンプリンター用互換インク)】汎用インクカートリッジ 6色セット
7月20日、純正品を取り外し、6本とも互換インクと交換し、印刷してみた。
結果、DVDレーベルは、写真部分に若干のかすれがあるだけだったが、L判、A4普通紙とも縦に虹のような線がいくつも入り、とても写真というものではなかった。
2回ヘッドクリーニングをするが、その日は症状が改善しなかったが、プリンタの操作説明書に6時間ほど間隔を空けるよう指示されていたことを思い出し、翌日、試し印刷をした。
コピー機能でモノクロ印刷すると、一部かすれていただけだったので、写真をプリントしてみると、やった、とてもきれいな仕上がり。
互換インクを使用の際は、初日はインクのなじませ?に費やすと割り切り、2日目から使用できる、と考えた方がいい。
もう少し使ってみて状態がおかしいようなら再度書き込むが、書き込みがない場合は、うまく印字できていると認識していただきたい。
今のところ満足。
初日に、期待を裏切られたので星4つだが、2日目からがスタート、とすれば星5つだ。
結果、DVDレーベルは、写真部分に若干のかすれがあるだけだったが、L判、A4普通紙とも縦に虹のような線がいくつも入り、とても写真というものではなかった。
2回ヘッドクリーニングをするが、その日は症状が改善しなかったが、プリンタの操作説明書に6時間ほど間隔を空けるよう指示されていたことを思い出し、翌日、試し印刷をした。
コピー機能でモノクロ印刷すると、一部かすれていただけだったので、写真をプリントしてみると、やった、とてもきれいな仕上がり。
互換インクを使用の際は、初日はインクのなじませ?に費やすと割り切り、2日目から使用できる、と考えた方がいい。
もう少し使ってみて状態がおかしいようなら再度書き込むが、書き込みがない場合は、うまく印字できていると認識していただきたい。
今のところ満足。
初日に、期待を裏切られたので星4つだが、2日目からがスタート、とすれば星5つだ。