コレクターズ・ボックスに納められていたカットシーンをつけ加えたものを想像していましたが、ちょっと違いました。エピソード単位ではなく、もっと細かいショット(または短いセリフ)が全体的にちりばめられているといった感じです。
こうした細かい追加ショットのほとんどはコレクターズ・ボックスには入ってませんでした。あまりに細切れなので入れられなかったのでしょう。また、コレクターズ・ボックスに入っていたカットシーンも全てが使われているわけではありません。それでもやはり「水ウマー( ゚Д゚)」以降はかなり追加され、充実している印象を受けました。
【コレクターズ・ボックスにも含まれていたもの】
「
日光浴を妨害するブラックホーク」
「サイズモアの腕を診察するドク・シュミッド」
「デルタを誤射するチョーク2」
「水ウマー( ゚Д゚)ロングバージョン」
「立てないグライムズを気遣うマクナイト」
「負傷者だらけの廊下を歩くスティール大尉」
「手当てを受けたブラックバーン、負傷者を見回るガリソン少将」
「エヴァーズマンと目が合うガリソン少将(葉巻はなし)」
【新たなシーン(ここに挙げたものはほんの一部)】
「グライムズとブラックバーンの会話の追加」
「ブラックバーンに日焼け止めを勧めるエヴァーズマン」
「射撃訓練中、デルタの技量と度胸に関心するエヴァーズマン」
「ブラックホークの中でヘルメットに名前を書くグライムズ」
「二機目が堕ちたことを知って動揺するエヴァーズマン」
「ウォルコットの遺体回収の所要時間に不満をもらすマクナイト」
米軍のソマリア内戦を舞台にした映画のサントラ。戦争の愚かさと悲惨さを肌で感じさせる音楽に、とても心を打たれた。自然に耳に入り、心地良く聴こえてくるアフリカの民俗サウンドとイスラム文化を思わせる音楽の融合、そしてギター音が非常に映画とマッチしていて、聴く者を魅了する。ハンズジマーは素晴らしいアーティストだと改めて感じた。
私はこの映画を観ていません。ですがこのサントラは買いました。それは、ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスの「ミンストレル・ボーイ」が聴きたかったからです。この1曲のためだけにこのサントラを買っても、全然後悔しませんでした。ここでしか聴けない、この超名曲、ジョーやクラッシュが好きなら、絶対チェックして損はありません!
この本を買うのは、ブラックホークダウン好きに限ります。
この場面で、セリフが聞き取れないとか、役者さんが、何を言っているのか知りたい人は、買いです。それ以外の人は、ただの文章の羅列にしか見えないでしょう。
英語の台本って見たことがないのですが、こんな風になっているのかな?その人が画面に映っている場合は(on)、映っていない時は(off)とセリフの途中に入っていますので、かなり
英語は、読みずらいです。
日本語訳は、映画の字幕通りではありません。DVDを何度も見て、映画の字幕に慣れている人は、あれっ?こんなセリフじゃなかったよなぁ、というのがいくつもあります。日本語の意味は間違っていないんだけれど、映画に慣れてしまった人は、違和感があると思います。
ブラックホークダウンが好きで、DVDも持っているし、試しに、
英語の勉強でもやってみるか?という人、向けの本ですね。