迅速な対応な上に商品も問題なく満足しました。ゴム商品にありがちな劣化・穴あきは風船にとっては命取りですが、そう言った不具合もなく安心しましたので、機会がありましたら次回も宜しくお願いいたします。
主人公は、女子高生の小柚子。
また、同じく女子高生で、小柚子の友人の弥子、苺美、京香が登場する。
小柚子たちは、北国で暮らしている。
時は折しも冬。常に雪が降り積もっている。
そんな寒く暗く閉ざされた世界で、彼女たちは表面上「女の子」を演じつつも、
心に潜む暗い感情や辛い現実に心を苛まれている。
微妙なパワーバランスの陰で、登場人物たちは表面上は平静を装いつつも、
徐々に狂気にとらわれていく。
「木も恋人もまがいもので、世界は偽ものばかり。」
小柚子が好きな曲の一説。
タイトルの「赤と白」の白は雪の色。そして、赤はおそらく炎の色。
その残酷な炎の赤を見て小柚子は思う。
「死ね。みんな消えろ。居なくなれ。」
近づきたいけど、近すぎると苦痛を感じるような人間関係の難しさや、
女子高生特有のパワーバランスの微妙さを描いている。
ただし、テーマとしてはよくあるものだった。
また、ラストは若干強引な気がした。