筆者の川本三郎氏は、1944年生まれ。『ロードショーが150円だった頃』と表題は、映画の黄金期と言われている昭和30年代を表しています。
冒頭に「昭和30年代は映画が産業としてもっとも活気づいていた黄金時代で、昭和33年(1958)には映画人口が11億2700万人にも達している(国民ひとり年平均12回映画を見ていた)。現在の8倍である。映画館の数も全国で7千館を超えた。」という記述からこの時代が映画にとっていかに幸せな時代であったかが分かります。
取り上げている映画は52本あり、それぞれ写真入りで約5〜6ページでエピソードや筆者の思い入れ、当時の世評、そして俳優や演出家のその後など実に詳しい説明がありました。 表紙を飾るパンフレットも筆者のコレクションで当時買い求めたものやその後買い足したものもあるでしょうが、上映された映画を網羅したものになっています。 知らなかったのですが、このような劇場パンフレットというのは日本独自のものだったのですね。識字率の高さや、外国文化への憧れがそうさせたのでしょうが、お陰で映像だけでなく映画の素晴らしさを知る手がかりになるわけですから。
知っている作品の解説を読むと懐かしい気分に襲われます。ちょうど名画館でみた時の雰囲気までが思い出されるようで、当時を回想するのには良いきっかけとなる本でした。
カラフルで素敵なつくりです。テントウムシとトウモロコシなんてかわいすぎでしょ!!
これまでの人気スターや年代ごとの話題映画を 一気に紹介しています
記念号として買われる人もいるのでは?
ちなみに毎月なにげに楽しみだったのは 実は、似顔絵コーナーでした・・・
車に対する織田さんのこだわりを語ってる内容です。 構成は、まるで織田さんの車の助手席に座ってデートをしているような。。。 ファンの方は、ビデオデッキが使えなくなる前に必見ですよ!
どんな下手な音楽家でも一生に一度は、
”音楽の神様”が降りてくる瞬間があると思う。
降りっぱなしだったのが、あのビートルズだったわけで。
古里おさむにとって、間違いなくこのアルバムには、”音楽の神様”が降りている。
しかも、肩肘張らず、ごく自然な形で魅せてくれる。
今後、彼がどういう活躍を見せてくれるのか、僕には全く想像できないのだけれど、
でも、それでもこの曲自体が陽の目を見る機会は少ないのかもしれない。
独り暮らしのベッドに合う、最高に切ない名曲だ。
皆で音楽の神様に触れようぢゃないか。
|