今回は久米仙人が登場、久米仙人が飼っていたフクロムジナが逃げ出してしまい、凶賊の為に力を使っていたが・・・
一方、空から落下して来た久米仙人との激突で死んで(?)しまった
幽霊のお菊は地獄の救護所に運ばれるが脱走した為、職員の鬼達が追跡して来て・・・
いつもの長屋の面々に主人公の姉とその夫、地獄の鬼達が入り乱れて凶賊相手の大ドタバタ!
読んでいて作者がノリまくって書いているのが手に取る様に判って実に楽しい一冊!この調子でどんどん続いて欲しい。
オカルトを信じ、古代の民の力を手に入れようとするナチス。クトゥール神話と、ナチスのかかわりを描いた短編7編からなります。
舞台は、いずれも、戦前、戦中のナチス
ドイツです。ヒトラーの謎、力を手に入れようとするナチスと古代の神との戦い、ヒトラー暗殺事件の裏側等をテーマにした話です。
ヒトラーを筆頭に当時の有名どころが、総登場です。それに加え、怪しい人物や、古代の謎のXXXが大勢登場します。
戦前、戦中の暗い雰囲気のなか、もっと暗いものが・・・、と舞台・雰囲気、びっくりで、読んでいる方が飲み込まれてしまいます。
気持ち悪い、怖い、けど、やめられない!という雰囲気の話です。
もっと、続編が読みたい!本でした。