先日BBCでLive Aid20周年のドキュメンタリーを放映していました。現在、中東某国の某国連機関に身を置いていますけど、ただ、のほほーんとした洋楽少年だった私が今ここにいるのもLive Aidとそれにまつわるストーリーの影響が実は大きかったのだなあ、と改めて気付かされました。 ほぼ同年代のベルギー人の同僚もやはりそのBBCの番組を見ていて、彼も自分の職業選択にLive Aidの影響があったことを認めていました。翌日の私たちの話題はLive Aidを見て世界が少しでも変わるかもとナイーブだった十代なりに信じていた当時の心情から、Do they know it's Christmasに感化されて生じたある種の義務感の発露、で、今、現実に日常業務として直面している復興支援の困難さと無力感へと、結局は繋がっていったのですが。 20年前にThank God it's them instead of youと歌ったBonoがipodの看板になって、エチオピアの人口はおよそ4倍に膨れあがって食料援助は半分になっています。現実ってそんなものだけど、あの頃の青臭い心情だけはどこか引き出しにしまっておいて、たまにこのDVDを見て思い出して、そして日常に戻る勇気を与えてくれればいいなあ、と思ってます。
85年3月のデビュー戦から、東京ドームでの王座転落まで全20試合がギッシリ収録されています。同時発売の「ヘビー級トップ10」同様、再生時間は約6時間。ついにあのバスター・ダグラス戦の米国放映版をフルラウンドで見ることができました! 間に入る解説陣の分析も実に鋭く、必見です。これは「タイソン・グレイテスト・ヒッツ VOL.1」ということで、ホリフィールド、ルイス戦など今回未収録のその後の試合を収めた「〜VOL.2」を期待します。 特典映像はデビュー時から引退する05年までのインタビュー集。純真な少年の心が徐々に外見と共に壊れていくのが解る、衝撃の映像でした。
自転車をこよなく愛する主人公が、 青春期独特の苦悩と希望の狭間で揺れ動くさまが、 軽妙に描かれています。
最後の自転車レースのシーンには、 様々な思いを背負った若者たちが自己を表現せんとする 気迫のようなものを感じます。
青春の瑞々しさが画面から溢れ出ている、 そんな爽やかな映画でした。
名匠などと言われながらイマイチな作品も多いピーターイエーツ監督の数少ない傑作の一つ。 地方都市の寂れゆく鉱山街で自転車レースに打ち込む若者達を描いた王道スポーツ青春映画。主役はデニスクリストファーで友達役としてデニスクウェイドが出ている。デニスクウェイドの方がスターとなってしまったが、本作はデニスクリストファーの魅力が立っている。その後フェイドトゥブラックなどで変態俳優の道に踏み込み一線には帰ってこなくなったのが惜しまれる。 80年代の映画特有のソフトフォーカスのかかったフィルムの画質も非常に美しく、鉱山の水池で主人達が戯れるシーンは本作でも印象的なシーンだ。
トミーボーリンも好きですけどね。パープルのギターじゃないですよ、スティーヴモーズなんて違うにきまってるでしょ。ドレッグスでしょ。
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