ジルベール双王国の意図は何か? シルベールの王族が訪問する理由とは?
4巻は終始そこだけにクローズアップした内容で、善次郎の目線を基本に物語が進みます。 今作は駆け引きが大部分で、その描写も「裏を読む」というラノベにあまりない視点から、ある種の推理を楽しむ目新しい展開になっています。 ただ、その弊害として善次郎が相手の腹を探る描写ばかりとなっており、今まで以上に動きのあるシーンが少なくなっています。
その動きのなさを緩和するためなのか、各章ごとに竜討伐の話を挟み込んでいますが、こっちも動きがないですねえ。。。舞台演劇の如く一場面で躍動感の無い戦いをしています。というか、複数話に分けるほどの深みがある話になっていない。
駆け引きも残念です。 途中で機密情報を掴みこそしますが、最後には想定の範囲内というオチで含みを持たせず完結。次巻に大きくまたがる要素が無いのでハラもドキも全く無い。 ビー玉やガラスがジルベール双王国に大きな利益をもたらす事は前巻まででわかっていることだが、その辺りの話も今作で「えっ?」て言いたくなるほど話の広がりも扱いも無い。 未知の技術で有限の秘宝をそんな扱いでいいの?情報価値がずいぶん下がった印象を受けました。
お約束のメイド付録は、、、何でしょうか? 今までは本編の舞台裏的な何かだと思ってずっと読んでましたが、全く本編と関連してなかったんですね。ジルベール双王国側の人間との絡みが欲しかったです。
ついでにもう一点いえば、本書の見返し1ページ目の金髪侍女。脇役すぎ!
ちょっと失速ぎみかな?という評価です。
まぶたに広範囲に塗ってもまぶたが気持ち悪いというような事はないのでいいと思います
老人の1人暮らしで野菜不足になりがちなので、注文した。最低1日1本のペースで、喉の渇いたときに飲んでいる。効果はハッキリしないが、多分良いだろうと念じている。
2巻で父母になったアウラと善治郎。子育ての話を少し挟みつつ、今回も政治的な話と善治郎の発明?が主題となっています。
善治郎が今回挑むのはシャンプーや石鹸の製造とエアコンの設置です。あとは蒸留酒を頑張って作っています。
一方、王国には、送ったはずの塩がガジール辺境伯領に届いていないという報せが入り、アウラが事の解決に乗り出します。 今回、初めてこの世界の竜が登場し、軽く戦闘シーンが描かれています。
また、最終章にはお馴染みの『侍女問題児三人組』の話が収録されています。2ページを使って侍女の入浴挿絵を描いてくれて感謝の極みです。
1、2巻の雰囲気が好きだった人は今回も楽しめると思います。 ただ、そろそろ新しい何かが欲しいなぁというのが正直な感想ですかね。
専用アイメイク落としを使わなくても、これ一つで済むから助かります。 使用後に顔が潤うなどの効果は特にないです。
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