異世界に渡ってしまた元青年サラリーマンのお話。当然ながらファンタジー色の強い作品ですが、現代日本人の主人公がより良いヒモ生活（笑）のために奔放する一風リアリティ溢れるところが私個人にはツボです。社会に働きに出ている方々には共感や主人公の行動力や人間性に驚かれるのではないでしょうか。そしてこの本を読んで「ヒモ主人公かっこいい！！」と私と同じ感想を持てたなら幸いです。

陽大が何を考えているのかよくわからなくて、
陽大が楼良と付き合うことにした真意もよくわからないし、
おまけにすごくいいところで終わってしまい続きが気になって仕方ないです･･･！

花に染むの絵柄がすごく好きです。

デビュー作で名作の「邪馬台国はどこですか？」がどのようにできたかがわかります。私は三回ほど読みました。

ただ、デビュー作があまりによくできていたので、それを超える作品を生み出すのが大変なのでは？

また、クレジットカードのキャッシングのことが出てくるのですが、生活費をキャッシングし始めるとまもなく家計は破綻しますので、その前に市役所に生活保護の申請をしたほうがよいかもしれません。