20数年ぶりに読み返した宮本輝の「青が散る」。大学時代の懐かしき思い出。大学入学手続きを迷う燎平の前に現れた夏子の不思議な存在感。金子との地道なテニスコート作り。この素晴らしい作品が電子書籍となって後の世代に残される事がとても嬉しい。
アイドル&アーティストとして、B面曲集でこんな傑作は二度とできないかもしれませんね。本当にいい曲&人気曲が並んでいて、癒されるCDです。ぜひとも高音質で聞きたい一枚ですね。
爽やかな『Romance』『レモネードの夏』、有線大ヒットの『制服』、両A面扱いとなった『蒼いフォトグラフ』…数々の名曲が楽しめます。特に、聖子&ユーミン&松本隆氏の『蒼いフォトグラフ』は、お気に入りです。
聖子の素晴らしい歌声を引き立てている、アレンジャーの松任谷正隆氏、大村雅朗氏の見事な技術…大尊敬してます。
受付窓口で出会ったかわいい女の子、夏子につられるようにして、もともとたいして入りたくもなかった新設大学に入学した主人公、遼平。最初は大学に入ったところで何の目的もなかった遼平だが、次第にテニスにのめり込んでいく。テニスと恋愛、さまざまな個性的な人との出会いを通して遼平が成長していくさまが描かれています。
文庫本の解説にも書かれていましたが、登場人物たちはみんなエネルギーにあふれていながらもどこか醒めた目を持っているし、皆それぞれの挫折を大なり小なり経験して卒業していきます。そのような人たちの生き様がたくみに描かれています。
大学の新入生なんかが読んでも楽しいでしょうし、あるいは大学時代が遠い過去になった方々が読んでも、懐かしくちょっと切ない気持ちになるんじゃないでしょうか。私も折に触れて読み返してしまう小説です。
待ちに待ったDVD.約20年前に初めて見たときには理解出来なかった男女の関係が今となっては良く理解出来て大変楽しめました。 サザンのクレジットが無く改めてビックリしたが、“ふぞろい”と言えば“サザン”、“サザン”と言えば“ふぞろい”と言うほどの関係もたまりません。このドラマでサザンファンになった人も多いはず。
小説のなかのほとんどがご本人の体験したことであると 聞いていますが、普通の大学時代の青春ドラマという だけではなく、宮本輝作品を読んだ読者の好きな名作で いつも上位にランクされ、映画化もされた小説だけに 宮本文学の執筆で、読み終えると一種の爽快感が漂う。
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