まず、ゲームの内容に関して。
登場するキャラクタは、キリヤ・ ソウマ・ トライハルト・ カリス (以上、男性陣)、
シーナ・ クレハ・ ヒルダレイア・ ホウメイ・ クララクラン・ ゼクティ・ エルウィン・ ブランネージュ (以上、女性陣)。
残念ながら、マオやヒョウウンは出演しません。
ゲームのインストール容量は約340MB。 テキストを未読の場合で1つのエピソードを終えるまで3時間程度。
攻略対象を選ぶ項目 (5人,シーナ、クレハ、クララクラン、ホウメイ、ゼクティ)があり、物語は一本道です。
一口にFAN disc といっても色々ありますが、本作は同人ゲームのような品質でした。
短所を挙げるとすれば、背景が雑 (ex.キリヤの私室など),キャラクタの立ち絵が本編の使いまわし (ex.ブランネージュ,エルウィンなどは新規なし) ですが、フルボイスなので楽しめる内容に仕上がっています。
尚、設定資料集の対談コーナーにあった " クレハの心剣争奪戦 " などは、企画取り消しになった模様。
楽しみにしていただけに残念です。
そして、付属のアクセサリー群に関して、『 デスクトップテーマ 』 『
スクリーンセイバー 』 『 壁紙 』 『 システムボイス 』 『 アイコン 』 『 ツール 』の内容です。アイコンにはソウルピースや心剣、ロウエン,ヒョウウンといった獣人のものもあり、バラエティに溢れていました。
私はPS2本編をやり込んだファンですが、本作のゲーム内容が肌に合わなかったこと (短編のギャルゲー集です),また、アクセサリなど特典も使いたいと思うものが少なかったことから、評価は☆3つに落ち着きました。
もっとも、シャイニング・ウィンドの登場人物に愛着の強い人なら存分に満足のいく作品だと思います。
新たな世界観などは提示されませんが、ヒロイン達との楽しい学園祭を,そしてバカンスを過すことができるFANフェスタ。
このレビューが購入を検討する一助になれば幸いです。
ホテル景観荘という美しいながらも色々ないわくもあるホテルに
冬季休業中の管理人として住み込まざるを得なかった親子三人が
巻き込まれる
幽霊屋敷ものです。
最終部の
幽霊屋敷たるホテルがなす恐怖・悪意はこれぞスティーブン・キング
という圧巻の出来です。ホラーの醍醐味といえる筆致で読者を圧倒してくれ、
ジェットコースター的な怖さでわくわくしてきます。
しかし、不満が少々あります。
まず、シャーリー・ジャクソンの『たたり(丘の屋敷)』を意識して
それと変えたのか、恐怖の本質が心理的なものでなく、
専ら物理的な怖さに限定されているところが残念です。
それは、恐怖の本質がどこから来るのか全くわからなかった『たたり』
に比べると
幽霊屋敷自体が正体だとわかっていることにより
視覚的な怖さに限定されたように思います。
次に、父親たるジャックがホテルに徐々に取り憑かれ、
遂には禁酒していた酒を口にすることによって、
完全にホテルに一体化してしまう心の動きが第三者視点で
話が進行していくために、感情移入しにくく
あれだけ人間描写を書き連らねていたのに読者にはついていけなくなります。
最後に、
タイトルにもなっている“輝き/シャイニング”
と言われる超能力設定があまりにも無意味なことです。
ガンダムのニュータイプと言えばわかりやすいですが、
ホテルがダニーの“輝き”を取り込もうとしたことが一家が襲われた理由ですが、
ホテルはそれ以前にも怪奇現象のあるホテルですし、
最後の解決にも“輝き”はイマイチ関係無かったところが残念なところです。
限定版の特典は下記の3点。
『 描き下ろし特製ヒロインマウスパッド 』: 5人のヒロイン(水着姿)のマウスパッド
『 トレーディングカード 』 : ゲームメニュー画面に類似の図案
『 オリジナルデザインDVD
ジャケット 』: シーナ,ゼクティ,クレハが覗き込む意匠
Disc の内容は下記の7点です。(Tony氏のコメントが加わる)
『 デスクトップテーマ 』: アイコン,システムボイスを一括してインストールできる仕様でした。
『
スクリーンセイバー 』
『 壁紙 』 : ゲームを進め特定ヒロインとのエンディングを見ることにより、入手できるものが数枚あります。
『 システムボイス 』: キャラクタボイスが鳴ります。 (ex. 起動時にクレハが「今日も…」と話しかけるetc)
『 アイコン 』: キャラクタ,ソウルピースのアイコン。ロウエン,ヒョウウンものもあります。
『 ツール 』 : 付箋とシステム時計。
『 GAME 』
ゲームのインストール容量は約340MB。 テキストを未読の場合で1つのエピソードを終えるまで3時間程度。
攻略対象を選ぶ項目 (5人,シーナ、クレハ、クララクラン、ホウメイ、ゼクティ)があり、物語は一本道です。
一口にFAN disc といっても色々ありますが、本作は同人ゲームのような品質でした。
短所を挙げるとすれば、背景が雑 (ex.キリヤの私室など),キャラクタの立ち絵が本編の使いまわし (ex.ブランネージュ,エルウィンなどは新規なし) ですが、フルボイスなので楽しめる内容に仕上がっています。
尚、設定資料集の対談コーナーにあった " クレハの心剣争奪戦 " などは、企画取り消しになった模様。
楽しみにしていただけに残念です。
限定版の特典に関して、「マウスパッドがどうしても欲しい」 という人以外、敢えて買う必要はないと感じています。
また、本体に関して、デスクトップテーマが充実しています。キャラクタに想い入れの強い人にはたまらない内容だと思いました。
私はPS2本編をやり込んだファンですが、本作のゲーム内容が肌に合わなかったこと (短編のギャルゲー集です),また、アクセサリなど特典も使いたいと思うものが少なかったことから、評価は☆3つに落ち着きました。
もっとも、シャイニング・ウィンドの登場人物に愛着の強い人なら存分に満足のいく作品だと思います。
新たな世界観などは提示されませんが、ヒロイン達との楽しい学園祭を,そしてバカンスを過すことができるFANフェスタ。
このレビューが購入を検討する一助になれば幸いです。