初めは漫画と知らず、旅の本だと思って中身も確かめず購入した私です!でも読んでみて全く思っていた物と違ったにもかかわらず最後まで一気に読んでしまいました。この本は、旅先のその土地の地元の人が毎日食べているメニュー(どんな料理なのかはちょっと想像できないネーミングもあり、まさに一口食べるまでドキドキ)を紹介していて、すごくおもしろいです。有名店でも高級グルメでもないのに読んでいるととてもとても食べたくなる、いや、絶対に食べに行くぞ!と決意したくなるほど美味しそうに画かれています。
途方もない夢を実現するための、途方もない努力と情熱。その力を生み出す秘密は一体どこに?天才の“目線”がどこに置かれているかを明らかにする快著。 主人公の豊川順弥は今でいうベンチャー企業を興すのだが、もし豊川が「自己の利益のみ増大すれば良し」という視野の狭い経営者によくある志しか持っていなければ、ここまでの成果は挙げられなかっただろう。作中「お前は立派な経営者じゃ」という台詞があるが、単に一経営者にとどまらない豊川はまさに「経済人」というに相応しい。 しかし、ジャイロコンパスの特許を持っていたのが日本人だったとは・・・。驚き、という他ない。
「駅前の歩き方」を、「駅前グルメの歩き方」に改題したものです。 こちらの名前の方が内容にあっているかも。いや、グルメではないか。
それに、新作一話と、著者インタビューがついています。 インタビューは今時珍しい三段組になっていて、かなりの分量があります。 これは7ページにもわたるものであり、対話というより聞き書き、エッセイに近いものです。 著者に興味があるなら、これは読むべきものでしょう。
改題前の「駅前の歩き方」はすでに持っていますが、このインタビューで元は取れた気分です。
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