音楽関連の本屋の棚で、
タイトルの「マーシャル・マクルーハン広告代理店」につられて手に取ってしまいました。
置き場所間違えてんじゃないのと思ったら、ピチカート・ファイブの小西康陽の本じゃん。
アーティスト、アルバムのセレクトが、らしくて、いいですね。
知っているアーティストは、名前だけ知っているを含めて、5割を切るかもしれません。
ナナ・ムスクーリやドリス・デイ、後、
バカラックやミシェル・ルグラン、往年のフレンチ・サウンド・トラックなんかが、リストアップされていて、懐かしくて、嬉しくなっちゃいました。
個人的には、久しぶりに読んでて、時間を忘れる本です。
ピチカート・ファイブのラスト・アルバム、「さ・え・らジャポン」すら、もう懐かしいものになっているのを思い出しました。
久しぶりに聴こうかな。正月でもないのに・・・・
初のソロプロジェクト、有名ゲストシンガー多数、名曲カヴァー集・・・などという派手なコピーが相応しいのはマリーナ・ショウを起用した「イマジン」くらい。
タイトル通りの内省的な感触、まるで私的な、懐かしい友人から受け取った近況のようなパーソナルな雰囲気に驚く。
よくも悪くも誤解されている純粋な一人のミュージックラヴァーからの私信。
「そう、我々は充分老いた。しかしそれはあながち悪いことでもない。」
簡潔かつ芳醇なプロダクションで奏でられる名曲たち。
聞き込むほどに涙が出そうになる。
ニコニコ動画で秋葉工房さんを知って自分の趣味にあっているなと思って購入しました。ペースがはやくてあわないかなと思いましたがのりの良い曲ばかりでテレビで見る歌手の方より面白いかもと思ってしまいた。
映像はもちろん○。DVDのチャプターメニューもおされで○。隅々まで見てください(thruも!)。特典映像にしてはおもしろすぎます(小西サンの野宮嬢との微妙なやりとりがおもしろいです)。