王子として成長した王女サファイアの物語です。
この物語は天使のチンクがサファイア王女に男の子のハートを入れてしまったという失敗からスタートします。
サファイアの生まれた国は女性には王位継承権がありません。
王位を狙う悪者がいっぱいいるため、実は王女ですとはいえません。
王子として剣を振るい続けながら、実は、隣の国のフランツ王子さまに恋をしてしまいます。
そんな頃、王様と王妃さまが不幸な目に遭い、サファイアは乗っ取られた自分の王国を救うために
リボンの騎士として凛々しく活躍し始めます。
魔王や
魔女や裏切り者など悪者もいっぱい出てきますが、勧善懲悪、小さな子供に夢を与える優れた物語です。
昔、ビデオ録画していた全話を小学生の子供を持つ姉にプレゼントしたことがあります。
感想は「テレビの前から離れなくなった。台所にいても
リボンの騎士の歌が聞こえる。一日中、歌いながら見てる。歌が耳について夢の中にも出てくる」と苦笑いの姉からクレームがついたことがあります。
甥っ子3人は大変気に入ってくれたようです。
一週間で全話を見通したと聞いて「本当に朝から晩まで見てたんだね」と笑ったことを思い出します。
道徳心が心配な昨今、小さな子供にぜひ見てほしい作品です。
甥っ子たちは現在20歳を越しましたが、正義感の強い、優しい男性に成長しました。
今回はコンプリートBOXを購入しましたので甥っ子の子供たちへ見せたいと思います。
リボンの騎士は大人になって見返しても楽しい作品です。胸がきゅんとします。
男の心と女の心、2つの心を持って生まれてきたシルバーランドの王女サファイア。シルバーランドは女性の王を認めていないため、男性として生活してきたが、王位を狙う大公ジェラルミンの陰謀により正体を明かされてしまい、王位継承権を奪われ監禁されてしまう。が、こんなことではくじけないサファイア、監禁場所を抜け出して、
リボンの騎士を名乗り悪へと立ち向かう。
のですが、実際に
リボンの騎士となって戦う場面はごくわずかなのにビックリ。また、子供のころ見ていたテレビアニメではけっこう長く放送していたような気がするのに(勘違いかも)、原作では文庫で2冊分と短いのも意外でした。
少女雑誌に連載されていて、ハッピーエンドで終わるだろうことは目に見えてはいるのですが、それでも健気なサファイアを応援してしまいます。
恋愛あり、アクションあり、天使に女神、魔王に
魔女まで登場してくる冒険活劇、古い作品ですが、いま読んでも十分におもしろいです。
アトムや
ジャングル大帝に
リボンの騎士と他2作品、お馴染みの手塚作品が50枚も入った壁紙ソフトとは、太っ腹なソフトです。
価格もリーズナブルで購入しやすいし。
毎日使うパソコンだからこそ、自分流にデスクトップをカスタマイズしたい人にはオススメです。
わたしは、もちろん毎日アトムで元気百万馬力!ってとこです。