「指に力が入らないので、ペットボトルのキャップを開けられない」と嘆いていた母のために購入。
コンパクトで持ち運びに便利なようです。
このソフトは3つのモードから成っています。
BEATモードとEDUCAT
IONモードははっきり言って大したゲーム性もなく、
簡単です。ですが歌に合わせて歌詞を打ち込むSONGモードは難しい。
BoAが好きな人のタイピング練習用と割り切ってしまえば、
値段も安くそれなりにいいソフトだと思います。
ですが他の方が言われてるように決して韓国語の勉強には向きません。
最初の2つのモードは、歌詞とも関係なくPVが流れているだけなので
「自分で単語を追加編集できる」「自分で用意したPVも流せる」
などといった機能があれば、もっと評価の高いソフトになったのでは?
価格にストレートに反映されている特典に関しては
どれも、作りが安い・荒いと言う事もありませんでした。
figmaの可動部破損にのみ注意が必要ですが、
定価、もしくは以下であれば価格的に許容範囲ではないかと思います。
各人、折り合いの付く価格であれば買って問題はないかと。
ゲームの方ですが、テキストフルボイスと言う点に感服しました。
ですが、なのは1期、A'sらを見て居ないとストーリー的にはさっぱり?です。
(本レビュー及び自分は、1期〜StSまでを見た上ででの感想ですが)
バトルに関してはキャラ格差や性能、システム面の粗は無くはないと思いますが、
ある程度、骨組みとしては合格点ではないでしょうか。
遠距離戦のロングレンジ、近距離戦のクロスレンジ、どちらの間合いでもない
間合いでの駆け引き、どれもメリハリがあります。各キャラの技の再現具合も○
ただし致命的かつ惜しい事に、1人プレイでのボリュームは圧倒的に不足しています。
やりこみ要素はありがちな、クリアによるコンパチキャラや
ギャラリー関係の
開放に止まっており、余暇時間にライトに遊んだりするのならまだしも、
時間を取ってプレイすると、すぐにやれる事がなくなります。対戦環境が欲しい所。
(DLCで変わってくるかもしれませんが、サービス開始前かつ有料なので割愛します)
キャラゲーとしては合格点、ゲームとしてはあと一歩…と言う所でしょうか。
なのはは知らないけど、買ってみようかな…?と言う方にはオススメしません。
その場合、恐らく☆評価が1〜2個は減ります。良くも悪くも、
前提として所謂キャラゲーなので、アニメ本編を見てから買うのが正解でしょう。
コンシューマ初のゲーム化の割に、骨組みとしては良いと思いますので、
何かしらここに肉付け出来ていけば結構化けるのではないかと思います。
続編があるのなら、更に期待大です。