海外に移住してマンガを描こうというのが、まずすごい発想で、それから実行しちゃうトコもスゴイと思う。現在、バンコク大変なことになっていますが、大丈夫かしらと心配なのでレビューします。
続編が出るといいな!
アジアの国に移住してのんびり暮らしたいなどと妄想したこともあります。ですがそうそうできるものではありません。そんな時にこういった滞在記は「エア移住」として楽しめました。
タイの事をのんきに楽しく気候・物価・宗教・風習・住宅事情などについて教えてくれます。
特に詳しく書かれていると感じたのは医療とペットについて。医療については健康上の理由も移住の理由のひとつだったそうで切り離せない事柄のようでした。結局は「地獄の沙汰も金次第」のようです。またペット(
猫)が国境を越える際の苦労も記されていました。行くのは大変、日本に帰ってくるのはもっととの事でした。
5年の滞在を経て現在は沖縄に住まれているとのこと。寒さから逃れるためのタイ移住だったそうですので暖かいところはいいですね。著者のホームページで本書収録以外のエピソードが見られます。