ドミニカ共和国に関する政治、経済、文化、歴史などに関して、独立した60章(各章5ページ前後)で構成されている。幅広い分野を網羅しているので、まずはこの本を読めば、大概の人(ビジネスや旅行者)が必要とする情報は手に入ると思われる。さらに、深堀したい分野があれば、各章を担当している執筆者の文献にあたるという、いわば
ジャズのコンプリート版を買って、気に入ったプレイヤーがいたら、その人のレコードを買うような方法も取ることが可能だ。
一つの章が5ページ前後と短いので、気に入った分野から読み進めることが出来る上、各章とも在ドミニカ共和国を中心とした様々な執筆者がおり、データを背景とした学術情報に加え、各人の主張・見聞などが読み取れる点も面白い。
知人2名が本書の執筆に携わっているのがきっかけで本書を手にしたのだが、たまたま昔、私が
ニューヨークでアパートを間借りしていた
ワシントンハイツ地区のドミニカコミュニティーについての章があり、懐かしく、また、発見もあった。
個人的には今度、インド出張なので、同じシリーズのインド版を先ほどAmazonで注文した。
ベスト吹奏楽100の続編として発売されたこのBOX。ニュー・サウンズ・イン・ブラスらしいポップス系・ラテン系の曲・
スクリーンミュージック・
ジャズなど、大変すばらしいです。前作とのかぶり曲も殆んどなく、納得のいく選曲でした。
日常の小さなことを、著者独特の視点と好奇心で掘り下げていて、笑える場面あり、考えさせられる場面あり、実際に生活した人にしかわからないエピソードに説得力を感じました。
アナウンサーだけあって、文章にテンポがあるし、新鮮な表現を使っているなと思いました。
どんな環境でも、それを楽しめる著者の姿勢には元気をもらえます。