まさにそのものずばりの
タイトル。パキスタンで「密造酒」を楽しみアメリカが好きだと語っていた家族の行く末。テロ以降の米国社会の変容。双方の視点を比較的冷静にたどる作品を送り出す米国は懐が深い。日本では、あまりに重い主題をそのまま出すのははばかれたんでしょうね、なんだか意味不明のパッケージ。嘘ではないけど、実も蓋もない
タイトル。
良くも悪くも、最初から最後までみな「自分の信念」に基づき行動し職務を全うする。信念が間違っているかどうかは別にして、正面切って法廷の場で、激突する。トム・クルーズ演ずる弁護人は、巨大な権力と不利な証拠のない状況とに苦しみながら、甘ちゃんの二世
弁護士坊ちゃんから、一皮も二皮も剥けた逞しい若手のやり手弁護人に成長していく。最後にトム・クルーズと
ジャック・ニコルソンの対決する場面は、圧巻である。加えて、トム・クルーズの相手役にデミ・ムーアが登場するのに甘すぎるベタベタが無い。という訳で、観ていて後味すっきりの映画であった。
「被告」人の最後の一言「我々は、間違っていた。自分を守れない弱い立場の者をこそ守るべきであったのだ。」という一言、そして、その瞬間、弁護人との間に生じた深い理解と絆。一人ひとりの演じる人物が、それぞれに個性豊かな設定をされていると感じられたこの一言で、この作品全体の価値がより高まった様に思う。
一見の価値あり!
原題「Eye For An Eye(目には目を)」
カレンは「別れた夫との間に生まれた娘」と「夫との間に生まれた幼い娘」とを持つ。姉は早く帰宅し、一人で妹の誕生パーティーを準備していたところを、食料品店の配達員・ドゥーブに襲われる。ちょうど帰宅途中だったカレンは、携
帯電話でその一部始終の音声を聞くことになった。救う事はできなかった。冷静な夫マックに「あなたにとっては実の娘で無いから悩まない」などと口走る。事件を担当している刑事に勧められて、身内を亡くした被害者の集会に出席したカレンは「復讐のために手を貸す秘密組織」の存在を知る。
ここで、なるほどそうか?判ったような気がするが、やはりそうでは面白くない。思いもよらない展開となる。
当に、そこが見所のサスペンスドラマ。
観てみるとストーリーとしては、特に驚く内容ではない。
妻役サリー・フィールド夫役エド・ハリス、凶悪犯罪者役
キーファー・サザーランドと出演者が豪華。見た目の面白さを高めている。サリー・フィールドのやつれた顔は50歳という年齢からくるものか、ストーリーの関係で特殊メイクでもしているのだろうか?女優ならいくつになってもきれいに映りたいだろうに。でも本物の女優なら、それは決して許されないはず、許さないはず。どっちだったのだろう。ちょっと興味がある。
母親の復讐劇・・・どこかで見たような気がしてならないが、なんとしても作品の名前を思い出せない。気のせいだろうか。