喫茶
ブラジル、オドオドする岡村さん、やらせを仕込もうとするディレクターつっつん、つっつんのやらせが大嫌いな東野さん、旅猿はここから始まりました。
岡村さんは芸人となってから休みも無くずっと芸人として仕事をしてきました。
プライベートで海外に行く経験は無く、旅猿もプライベートとは言えませんが、それに近い少人数でのロケとなり、岡村さんにとっては新鮮な旅だったのだと思います。
だからこそ、岡村さんが番組の継続を強く望んだのだと思います。
この初回編は特に予算が少ない深夜番組だったせいかもしれませんが、プライベート感が一番出ています。
岡村さんは本当に不安、東野さんは財布をなくし
スタッフを疑う、インド人は堂々と騙してくる、その辺りのリアルさが見ているほうとしてもリアルで面白かったです。
私もかつてバックパッカーで色々な国を回っていましたので、この初回編は非常に楽しませて貰いました。
何編が好き、という好みはそれぞれあると思いますが、この初回編は原点として見ておく価値はあると思います。
「ごっつええ感じ」突然の終了からどれくらいの月日が経つのだろう…いま「ごっつええ感じ」のことを思い出すと夢か幻か現実か判断できない。しかしこのビデオを見ることによって「ちゃんと存在していたんだ!」と思える。あんなに面白い番組は今に至るまで現れていない。色あせない笑いをあなたに…
当時の東野純直の書く曲は自分にとってストライクで憧れてました。
日本青年館、
渋谷公会堂などライヴにもいったし、このアルバムの曲たちは今聴いてもクオリティー高いです。
しかし、不幸のはじまりはレコード会社を移籍したあたりからです。
ハイトーンボイスが良かったのに、無理矢理声を潰したような歌い方、中途半端にロックを強調しだし、東野くんの1番の魅力であるハイトーンボイスでうたう爽やかなポップチューンが垣間見見えなくなっていきます。
あのまま行けば、マッキーや徳永、平井堅のようなトップを行ってたんじゃないかと思うともったいないことをしたなと思います。
このアルバムを聴けば東野純直がどれだけすごいかわかると思います。捨て曲ひとつもなしです。