なかなか観る機会がなく、Blu-rayで幸運な初見。

近未来の東京を舞台に、独特の世界が展開される。
画面サイズは、額縁状に四方に帯が入る形式だが、帯が細く気にならないレベル。
20年以上前の作品だが、背景などの描き込みが凝っており、動きも滑らかな事に驚かされる。
第一印象としては、ザラリとしたフィルムの質感が強く、大きな傷は綺麗に修復されているが、細かい白色のノイズは散見される。
また、時折ピントが甘いと感じるシーンもいくつかあった。　
濃厚な発色で原色系が眩しい。特に赤の主張が大きいが、多様な赤色のバリエーションと諧調で見せる。立ち並ぶビルなどの背景は遠近感もあり中々。
ネオンやライト等の光の描写もしっかりと見せる。
ソファや枕の沈み込み等では、その生地の質・種類をも感じさせ、丁寧に描いているのだなと、細かい事に感心してしまった。

音質面は非常に良好。
足音や摩擦音など、その適切な距離感と透明感にリアリティーが感じられる。
爆発音などの低音は柔らかと芯の太さを同時に感じさせ、迫力もありつつ、それでいて決して五月蝿く感じず不快感がない。

幻想的なインドネシアのガムランを彷彿とさせる音楽が使用されており、この艶がまた素晴らしい。
サラウンドは、音の繋がり方が極めて自然。鳴っていないのかと、近くまで確認してしまった位に違和感なく効果的に高い包容感を味わえる。
素材由来なのか、台詞部分はやや張りがない印象で、その他のサウンドとの異質感は多少ある様に思えた。

冒頭にも「ハイパーソニック・エフェクト」のロゴが表示されるが、人間の可聴域上限以上の超高音域もカットせず、24bit/192kHz 5.1chで収録されている。
これは視聴機器によっても差があるのであろうし、またその効果の程は別としても、素晴らしいサウンドが味わえた。
エンドロールでもインドネシア風の調べが流れるが、これがまたアロマの様に心地の良い響き。
リラックスしたい時にここだけでもリピートしたいと感じた。

【重要】交換用のアタッチメントを探しましたが、ネット上では入手出来ないようです。よくご確認のうえ購入することをおすすめします。

ライト１つでほぼ両手両足両脇が終わるとのふれこみですが、このたびライト３つ目に。
確かにライトひとつで全体に薄くなるし毛の量は減ります。
でも暫くすると休眠中の毛が出て来るし、一年たつと毛根が復活するのか全体に毛が生え始めます。
また脇はまだまだマダラに毛がある感じです。

使い勝手で気になるのが、ライトが光らない事が多くてもどかしい！
どういう加減なのか押しても押しても光らない部分があります。

火傷については一度。肌に絵の具がついてたのに気がつかずに照射して火傷した事がありますが、
これは自分のミス。普通は大丈夫だと思います。

わたしはシミそばかすが出来易い体質なせいか、毛穴の色素が濃くなり、
腕と脚にそばかすのように見えるようになりました。
そばかすを消す化粧品を使って対処してますが、化粧品分高くついてます。

まとめとしては効果は確かにあるけど、いつまでもマダラ状に毛が残り、時間がたつと復活して来る。
肌は若干あれる。そして色素が毛穴に沈着してそばかすっぽく見える。
使い勝手は悪い。

そんな感じです。

人間も魔族もお互いに対して持っていた概念を覆し、相互に理解を深めようという動きが起こる一方で、
人間の中にも魔族の中にも憎しみを深め、戦うことですべてを支配しようという動きが根強く残ります。

そんな中、勇者や魔王様たちは魔王様暗殺未遂の大混乱を収拾し、クリルタイを終え平穏なひと時を迎えます。
そんな折に、メイド姉は燻っていた想いをお世話になった魔王様とメイド長に告白し、新たな道を模索します。

しかし、平穏な時は長く続かず、魔界では蒼魔族、人間界では聖王国が陰謀を画策し、新たな火種をまき散らします。
そしてその蒼魔族が起こした火種は、魔界を超えて人間界へと迫り、更なる業火となって襲い掛かります。

果たして、勇者と魔王様たちは、そしてその弟子たちやこれまでに関わった人間や魔族はどう対処するのでしょうか？
様々な陰謀から巻き起こる、相次ぐ困難を乗り越えて、２人は共に「丘の向こう」見ることができるのでしょうか？

旅立ったメイド姉の今後にも期待しつつ、今巻も文句なく☆５つの評価とさせていただきます。お奨めの作品です。