設定資料集、ではなく設定画集の名のとおり、ほぼ全て画像です。
画像の横に設定らしき文章が書かれている場合もありますが、
それは公式の設定ではないですとの注釈付です。
1・2の設定資料集よりも格段にボリュームが上がりました。
相変わらずラフイラストにはキャラクターによって偏りがありますが、
実際に使用されたカラーイラストが大きめのサイズで載っているのは嬉しいです。
大体1ページに2キャラ(ノーマルとアナザー)ですのでゆったり。
(これをページ稼ぎと見る方もいらっしゃるかも…ですが)
ウォリアーやファランクスなどは、
鎧の構造などもしっかり描かれています。
何より今回NPCページが充実しました。1人あたり2ページです。
モンスターや背景画などには担当の方のコメント付。初期稿なども載っています。
後半のモノクロページには、1・2のフィギュア関係の設定画もあり。
絵の情報量が多く、また1つ1つが大きめに掲載されているため非常に見やすいです。
細かい部分まで発見してニヤニヤしたい人、二次創作をする方にはおすすめ。
読み物としてはまったく物足りませんが、もとより設定画集ですので、
そこは考慮せずに★5で。
大御所の画家の招聘があった今作は、たっぷりのページ数で、美しい印刷で楽しめる逸品です。 前二作の設定画集に比べ、日向さんのラフスケッチやゲーム企画案などのページ数は減っていますが、今回も健在です。
そして、ゲームをプレイした方ならご存知の、立ち絵の種類が多いヒゲの人。 この人の未採用パターン絵がたくさんあります!
ページ数も1人のキャラクターとしては一番費やしてあります!
ヒゲの人のファンなら、買うべきです。 騎士
鎧姿で、旅人の頃の表情をしている彼が見られるのは、ここだけです。
もっと見たかったので、星は4つにさせて頂きました。