1979年にレコードを買って、カセットに録音して死ぬほど聴きました。今で言う「ギターソングブック」(当時800円位だったかなぁ)を購入してギターで弾き語りをしたりしていました。幸男さんの初期を知るには「ポプコンマイリコメンド 佐々木幸男」で充分な気もしますが、それには「一人コンサート」がアップされていない。「鬱り気」「セプテンバーバレンタイン」「心から」レコードはここからB面の「雨の日の想い出」「便りにかえて」「尽きぬ想い」と続いていく流れが重要だったりするわけで。
当時、松山千春、ふきのとう、中島
みゆき等北海道出身のアーティストが活躍する中にあって異色(特徴的)なコード進行とハスキーボイスで違う路線をばく進していたと記憶しています。(幸男さん自身は北海道の出身ではないが北海道を拠点に活躍していた)
還暦を迎えてなお現役で活躍中です。最近のCDにおいても「都会派」は健在で、北海道中心のライブ活動になっていますが、是非とも西にも進出して欲しいものです。
続く「Tの青春」「Yes」「ジェラシー」「After Dark」の復刻を強く望みます。
2010年7月に作・演出の柴さんのラップ・ワークショップを受けた。
言葉にはリズムがあり、そのリズムは個々によって違う面白さを体感したのです。
その時に柴さんがやってくれたラップでの自己紹介が超カッコよかった。
強烈にラップの作品である「わが星」を見たい!と思ったのです。
2011年4月に「わが星」の再演を三鷹市芸術文化センター星のホールで観劇。
星の一生と人間の一生・・・
星々と人々の関係性・・・
時間と空間が伸びたり縮んだり。
それと同時に感情も動かされる。
飛び込んでくる印象的な言葉の数々。
それがリズムに乗っている。
日本語の美しさが耳で見える。
音楽も心地が良い。
時報のリズムが
瞑想的な状態になり宇宙を感じやすいのだろうか。
DVDでもそれは損なわれることなく伝わってくる。
今この時期だからこそ感じることもあるのだ。
演劇なる生ものをよくぞデジタルに加工できたと。
「00:00:00」は始まりなのかそれとも終わりなのか・・・ずっと心の中で流れ続けています。
お勧めです。
70年台のフォークブームというか、ニューミュージックブームというか、、の時に最も聴いたアーティストの一人。全国レベルで著名だったのは「君は風」「心から」「リフレイン」「セプテンバーバレンタイン」あたりかなぁ、大石吾朗さん司会の「コッキーポップ」というTV番組にたまに出演していた。。北海道を中心にいまだにその活動を継続しており何年か前に小松原俊さんのライブの際にお話する機会があったが、とんでもなく格好良いオヤジであった事を記憶している。アレンジも曲調も当時のニューミュージックの中では一風変わっているが今でも新鮮に聴ける。「ラストシーン」は永遠の別れのバラードだと思う。
コッキーポップ出身のヤマハアーチストのなかでは、ちょっと異色の
ジャズとブルースのボーカルが心地よいシンガー。
ウオームで枯れたボーカルは日本のマイケルフランクスと称されるほど、
シャレたサウンドを全編に聞かせてくれる。
このアルバム中では、テレビでコッキーポップ主題歌となっていた”君は風”が
一番有名だが、ボサノバ調のミディアムテンポの2番、軽快な明るいサウンドの3番、
暖かいサウンドの6番、8番もいい。
アップテンポの曲より、スローテンポの曲のほうが断然良い。
全く古さを感じない、今で言う、癒し系の部類に入るアルバム。