全体的にはよくできてるんだけど、試合の中での不自然かつイラつく要素として無意味なバックパスがあげられます。この中に登場する選手はやたら好きみたいで、ペナルティエリアでフリーなのにバックパスします。「そこでシュートだ!」コマンドで指示すれば防げますがあまりに頭が悪く選手に試合を任せられません。あとはやっぱり選べる国が少ないことですね。是非このあたりを改善して続編を作ってほしいところです。
アンコールに歌われたI love youと15の夜、ビデオ版ではこの後にダンスホールが歌われています。
このCD版では15の夜の後に、観衆の尾崎コールが延々と収録されているだけでちょっと勿体無い。
充分にダンスホールを入れられるだけの時間が声援と手拍子で埋められています。
でもそれを補って余りあるFreeze Moonの曲間MC。
〜皆さん・・・
代々木オリンピックプールへようこそ・・・
と始まる尾崎の即興の歌。
これが自然な形で、本来の続きである 〜いったい何だったんだ、こんな暮らし・・・
に繋がります。
この部分はビデオ版、DVD版共にバッサリカットされていて、このCDでしか聴けません。
あと、誕生の最後、
「新しく生まれて来る者よ、お前は間違ってはいない・・・」
に続くMC、
「みんな〜! 夢はあるか〜い!夢を追い続けて行く事が出来るか〜い!決して、決して自分に負けたりしないか〜い!」
は、一字一句そのまんまLast Teenage AppearanceのFreeze Moon(だったかな?)にも言っています。
奇しくも同じ
代々木オリンピックプール。
尾崎の、古くからのファンへの憎い演出だったのかもしれませんが、聴いた瞬間鳥肌が立ちました。
収録曲数が少なくて物足りないように最初は感じましたが、聴けば聴くほどこのCDバージョンの臨場感が好きになり、逆に綺麗に編集されたVHS、DVD版の方が(曲数は多いのですが)残念に思える今日この頃です。
動くカラーの赤松愛氏が見られる貴重な数少ない映像と知り購入したが、
その後
仮面ライダーに興味が出てきたので違った意味で面白かった。
ストーリーは東北の田舎から恋人ノッポのノンコを探しに上京してきた
純情な青年「淳」が巻き起こすファンタスティックなラブストーリー。
この映画に純役で出演していた
藤岡弘氏はハンサムだがどことなく
野暮ったくて洗練されたイメージがしていなかった、セリフの声も
2年後にTV放映された「
仮面ライダー」の本郷猛役の声よりも高く聴こえた。
「
仮面ライダー」特にゲルショッカー編のセクシー・ワイルドなアクション
スターとはかけ離れていたが演技は流石上手いと思った。
極短い時間だったが、オックスの当時有名だったゴーゴー喫茶「A・C・B」
での「オー・ビーバー」「スワンの涙」の生ライブの場面が収録されていた。
当時珍しかった赤毛の赤松愛氏と一寸退廃的なムードの歌いっぷりの真木ひでと
氏の魅力もさることながら、ゴージャスな「A・C・B」の内装とファンの熱狂
ぶりが1969年の時代というものがこちらにつたわってきた。
最後になってしまったが、恐らくこの映画の主役であろう「ヴィレッジ・シンガーズ」
はっきりいって演技は大根みたいでセリフも棒読みだったが、島谷ひとみさんのカバー
でリバイバルヒットした「亜麻色の髪の乙女」の原曲も聴けるし、お堅いイメージ
のグループがヒッピーのコスプレをしていて往年のファンの方々にとっても
とても楽しめる映画だったと思う・・・・・。