パーカーと
コールマン.ホが始めに登場です。バードはラフに吹き始めますがIdearは冴えてスローな曲の中でアルトのサイドキーFまで突然hitさせてみたりしてます。カッコいいです。その後catsは変わりjamが始まります。暫くするとJoe Passのソロでエインミスビヘイブンとプレリュドtoア キス。相変わらずウォームな音で調子もいい様です。Joeのコードワークが見れてギタリストは有り難いかも。そして司会進行役のオジサンの趣味なのかエラフィツジュラルドがここで一曲。で、リートは大御所ガレスピー、Cテリー、エディロックジョーデイビス(そうか、このテナーの人がsoか!JBのサイドメンかと思った)の三管フロントのヤノピがピーターソン、スーベが確かペデルセン、ムラドは思い出せん。でアップテンポのブルース[スーブルか?]。ガレスピーもチヤンGになったのでマッセイホールの頃の様な元気はありませんが一生懸命やってる姿うれしいです。で最後にフロントの三人でワンコーラス〜4barsのソロ回しで盛り上がってのエンディング大立ちション大会(笑) あまり期待せずに観れば楽しめる作品。
ニューヨークの「ヴィレッジゲイト」でのライヴ盤。1962年8月13、15日録音。録音ディレクターはヴァル・バレンティン、プロヂューサーはクリード・テーラー。VERVE原盤。
御大
コールマン・ホーキンスのテナーを囲んで,5曲目の「Bean and The Boy's」(ビーンはホーキンスの愛称)の曲名通り、当時は若かった、ピアノのトミー・フラナガン,ベースの
メジャー・ホリイ、ドラムスのエディ・ロックというカルテット演奏。
ここで演奏される音楽は1拍ごとにスイングしなくて良い,1小節ごとというか,曲全体に身を委ねてしまえる音楽だと思います。当時で35年を超えるキャリア,ビバップ以前から名を挙げたビーンが,気鋭のロリンズに勝るとも劣らぬフレーズ。
ボーイングと一緒にホリーが唸れば,ドルフィーよろしくテナーで嘶いてしまう「ジェリコの戦い」が愛らしくて,この演奏に「ケチ」を付ける野暮はいないと思います。当時57歳のリーダー、「フレキシビリティがあって落ち着いていて、ちょいとお茶目で・・・おじさんのあるべき姿」と「無い物強請り」をしたくなるわたしですが、余談はともかく,すばらしい演奏を聴かせてくれたミュージシャンに乾杯。