Sh15uya オリジナル・サウンドトラック |
2005年、勢い付いているドラマが『Sh15uya』。関東単独放映という憂き目にあいながらも、そのクオリティーの高さを武器に放映終了後、独自の展開を試みている。そして、その作品世界を担う音楽を担当しているのが蓜島邦明氏。現在、放映中の話題作『ホーリーランド』も担当し、今後もっとも期待される音楽家である。 全く新しい「ストリート系SFXアクションドラマ」=『Sh15uya』世界を構築する21曲(!)+EDテーマ曲「せカゝι)σおわ└)」+同曲プロモビデオを収録。OPテーマ曲「over」は一瞬にして『Sh15uya』世界に引き込む快作。多用されるスキャットも心地よく「Strike」「upstairs」「Play」「DRACHMA」「definite promise」「Hip.No1」などは特にお気に入り。そんな小気味いい曲調で構成されるサントラにあって「BE・be」の静けさは秀逸です。なお、「せカゝι)σおわ└)」はTVサイズのみの収録のため、フルコーラスを聴くには別途「ミニサントラ」版をお勧めします。こちらには「over」バージョン違いも収録されています。 さてさて、どんなシーンで聴けるんだろう…。 |
Sh15uya |
蓜島邦明さんの個性が全快のOPインストゥルメンタルテーマ「over」(主人公ツヨシの印象的な台詞が入るのも良いです。謎の多い物語を象徴するようなスキャットも効果的です)。 15歳の心情を表現したエンディングテーマ「せかいのおわり」もこのドラマが15歳の生の心情を描いていると気づかせてくれるような唄だと思います。これだけ作品にピッタリあったOP&ED曲もそうはないと思います。「over」のバージョン違いもそれぞれ格好よく、謎の要素を煽動するようなアレンジが絶妙です。 |
Sh15uya シブヤフィフティーン コンプリートDVD (初回生産限定 |
だいぶ安くなってBOX化の再登場。リアルタイムで観て興奮した者としては一人でも多くの人に観てもらいたい。
変身CG特撮ヒロインものとしても、SFとしても、戯画化された現代批評としても、ストリートファイティングものとしても超傑作である。数あるテレビ番組中、バブル崩壊以降の日本を語る上での代表作として、野島の「高校教師」庵野の「新世紀エヴァンゲリオン」と並んでこの田崎の「sh15uya」を私は挙げたい。 これはエヴァンゲリオンに対するヲタク的回答だ。エヴァへのオマージュと見せつつ、正反対の結論を導き出したのが本当にスゴイ。最後は「個」に還っていったエヴァに対して、あくまで極大化した一人の人間の「脳内に世界全体を集約させた」ところはまるで「引きこもり」の合理化である。でもそこに言いようのない孤独、哀しみがある… ラスト、荒涼としたsh15uya(「渋谷」ではない)の街に立つエマ(新垣結衣!!)の、孤独を体現したかのような表情に涙されたし!そしてそこに寄り添う者の優しさ。。。この辺にしておこう。あとは是非ご自身の目で確かめられたい。「次が観たい!今すぐ続きが観たい!」と一気に観てしまう。抜群の面白さに圧倒されるはずだ。 |
Sh15uya シブヤフィフティーン VOL.1 コレクターズパック [DVD] |
いまをときめくガッキーこと新垣結衣くんにいちころです。CMプリンセスガッキーのもはや伝説的作品ですね。お宝映像満載、コレクターズパックには、アクションの練習をするガッキーの姿が。とにかく最終話の公開コメンタリーが楽しいです。ラストシーンで会場の皆さんとテレビの前で一緒に拍手。ラストシーンは、かの名作アバロンの鏡になっているのではないかと感慨しきりです。冒険チアーズを見ていた私には悠城早矢ちゅんは、わーなつかしーきれいになったのね。男役なんだけど、すごいねと、また、感慨しきりです。というわけで、ブロードバンド配信で全部見てから、DVDを全部買ってしまいました。この高価なDVDを手にすることはまさに至福です。気になる人は、まず、ブロードバンドから。 |
Sh15uya シブヤフィフティーン VOL.2 [DVD] |
不思議な魅力のある作品で観おわってもラストがハッピーだったのかバッドだったのかしばらく考えてしまいます。 新垣結衣さんの演技が好きなので外伝でも続編でもいいんでみてみたいなあ |