まんが猿飛佐助 DVD-BOX上巻 |
真田の忍者「猿飛佐助」が、相棒の清海入道や仲間の霧隠才蔵とともに、
真田幸村を守る為、伊賀忍者やバテレン妖術使いを相手に戦う。 当時、佐助が術を使う際の呪文が密教の呪文をもじったものとは知らず、 バトルフィーバーJの「ノロイ怪人」の唱える呪文もほぼ同じだった為、かなり衝撃的でした。 (ノロイ怪人は「オンキリキリバサラン バサラン バサラン・・・」と唱えながら自分の胸に刺さっているクギを打ち、) (相手に呪いをかけ苦しませてました。ただ、猿飛佐助の方が先に使ってましたが。) また、他の作品では「正義の味方」が多い「服部半蔵」が敵役というのも、結構斬新でした。 (「サスケ」にも敵役で服部半蔵は出てきますが、そう出番は多くありませんでしたので。) しかも、伊賀忍群の一人が倒されるたび、ロウソクが1つ消えるのも不気味でした。 (ただこれも「忍者キャプター」が先に使ってましたが、アニメと実写ではかなり雰囲気が違います。) それらを回避する為か、後半からバテレン妖術使いの「魔竜道人」が登場。 いかにも「悪役です」という風貌は圧巻でした。 放送は東京12チャンネル(現・テレビ東京)でしたが、何度も再放送されたので御存知の方も多いのでは? エンディングの歌詞のクレジットが「とべ サスケ」となっているのに、「サスケ 翔べ」と歌われていたのが、 (子供だった当時)とても気になってしょうがありませんでした。 |
杉浦茂の摩訶不思議世界 へんなの… |
京都国際漫画ミュージアムで2009/3/20-5/24まで開催の「杉浦茂101年祭」の公式ガイドブックということになっていますが、どろんちび丸の復刻32Pをはじめ、図版も多数収録(カラー8P)、みなもと太郎他の解説も充実し、杉浦先生の足跡を俯瞰できる、立派な単行本です。 |
猿飛佐助 (ちくま文庫) |
この作品が傑作であることは確かです。文庫なのがうれしい、いつでも杉浦漫画が持ち歩けます。 |