![]() 日本アニメーション 世界名作劇場 主題歌・挿入歌大全集 第3集 |
正直、一度も番組は見たことはなく、 Ⅰ・Ⅱと一連のCDを買ったので、 ついでに・・・という感じで買ったのだが、 ついでなんて、申し訳ないくらい素敵な曲が並んでいる。 曲の素晴らしい出来栄えに、 なぜ、大人になっていたあの頃でもいいからと、 放映を見ていなかったのかと、非常に悔やまれる。 現在、作曲家として活動している「伊藤薫」や、 ものまねタレント&作詞家の「篠塚満由美」 そして、現在活躍中の声優や、 現在は芸能界を引退している人まで、 たくさんの歌声を聴けるのもうれしい。 しかし、「空へ…(笠原弘子)」って、 すごいいい歌…。 これは、アニメと違うオリジナルバージョンがあるらしいので、 そっちも聴いてみたい。 |
![]() 家なき子 DVD-BOX (期間限定生産) |
貧しくとも優しい母に守られた幸せな生活から、一食のパン代にも苦労する旅芸人へ。第一話では愛らしい幼児だったレミが、引き締まった凛々しい若者へと成長していく。幼いレミは師匠ビタリスから、自分の力で生きることの大切さを学ぶ。お金を稼ぐことの厳しさ、愛するものと別れる切なさ、掛けがえのないない仲間を命がけで守る愛・・・ビタリス師は己の命の最後の温もりまでも、愛するレミに遺して逝った。
たくさんの優しい人々との出会いを経て、レミは「幸福」を手に入れたように見えた。 最終話、レミは親友マチヤとアルプスに登り、名峰マッターホルンに臨む。微妙な反りを見せながら、果てしなく青く澄んだ空に屹然と聳える、偉大な孤峰マッターホルン。その姿は逆境にあろうと決して誇りを失わず、最期まで胸を張って歩んだビタリス師を髣髴とさせる。地位も名誉も捨てたお師匠さんの長い旅路は、一体何だったのか・・・。白銀を頂くマッターホルンに師がオーバーラップされ、若者に語り掛ける。 「レミ、前へ進め!」 物語の最後で、レミとマチヤの成功した姿が語られるが、重要ではない。ビタリス師はレミに「ゴールを目指せ」と言ったのではないから。人生に迷う若者を、「前へ進め!」と励ましているのだ。 |
![]() 空と君のあいだに |
サビの『空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる』 という部分が好きです! |
![]() 家なき子2 VOL.1 [VHS] |
前回の初期シーズン(94年放送期)が爆発的に視聴率も高かったため、パート2になります!!見所としては、SMAPの草薙剛、キンキの光一(かなり若いな〜)が出演している点であり、ボクシング選手という設定なので、前回よりもさらに面白みがあると思います。
ただ、あまりに虐めや暴力的な場面も多いので、見るのが辛い人は止めといた方が良いと思います。一応評価としては当時の視聴率・当時の流行面も兼ねて、5にさせて頂きます。 正直キャストには何の罪はないけど、この頃の榎本加奈子の演技はムカツキ役ばかりだなー。 |
![]() 家なき子〈上〉 (偕成社文庫) |
上質な産着にくるまれて捨てられていた赤ん坊。バルブランは、きっと親が捜しにくる、養育費、礼金があてにできると考えて、この子を引き取る。妻のバルブランかあさんは、レミと名付けたこの子を、わが子代わりに愛して育てた。しかし親は現われず、バルブランのあてははずれ、事故で足をなくして仕事もできなくなった彼は、旅芸人のヴィタリスにレミを売ってしまう。
ヴィタリスは犬や猿を仕込んで芸を見せる旅芸人だった。ヴィタリスは動物に芸を仕込むコツをこう語る。 「なぐりつけたりすれば、動物はおびえてしまうし、おびえたら頭がはたらかなくなる。」 ヴィタリスが想定した昔のフランスの荒々しい農民さながらに、今の日本にも、人を動かすのに、怒鳴る、強圧する、卑しめる、脅すといった、パワハラと名付けられる一連の行動しか知らない人もいる。 おびえたら頭がはたらかなくなる、というのは今も変わらぬ真理だなあ、と思いながら、パワハラの連鎖を断つ理屈にならないかな、と考えていた。 この本は、こどもの頃に簡略本で読んだのだけれど、細部のわかる完訳はおもしろい。1800年代のフランスやイギリスの風土を背景に、人生の浮沈を鋭く描き出す。 捨て子から貴族の領主へ、というのは小説らしい虚構だが、様々な登場人物がそれぞれの人生をかいまみせて味わい深い。 |