Terror State
一貫して反戦を訴えてきたアメリカのメロディックパンクバンド。最新作となる本作も今まで同様、全曲プロテストソング。本作は元レイジのトム・モレロをプロデューサーに迎えて、より激しくなるかと思いきや、今までのアルバムよりもメロディが洗練され、聞きやすくなっている(もちろん、ハードコアなナンバーもあるが)。個人的には以前の作品の方が好きだが、ANTI-FLAG入門者が最初に買うならこのアルバムだろう(ちなみに「アンタイフラッグ」と読む)。メロディックパンクなんかパンクじゃねえ!と最初から聴く気のない人以外なら誰でも抵抗なく聴けるはず(本当はそういう人こそ聴くべき一枚)。
コンピ盤「ロック・アゲインスト・ザ・ブッシュvol1」のDVDに本アルバム収録「TURNCOAT」のビデオが収録されているのでそっちからチェックするのもいい。
The General Strike
以前のアルバムよりも緩急も感じられ、さらにはリフも変化に富んでいて面白い。最近少なくなったpunkらしいバンドともいえる。声はずば抜けてかっこいいし、やはりanti flagのもつfolkらしさもいい。私が特に好きなのは「1915」、「BrokenBones」あたりです♪