個人の趣向 DVD-BOXⅠ
当初、こちらのレビューでこの作品は「男女間でも友情(友人関係)は成り立つか?」という議論に対するに対するソン・ヒョクソク監督からの回答。ハリウッドのロブ・ライナー監督の回答である『恋人たちの予感 (特別編) [DVD]』と比較すると面白いのではないか、と書いていました。
ところが、主演のソン・イェジンが日本のTVドラマ「ホタルノヒカリ」の綾瀬はるかととても似ていることに気づき、なぜソン・イェジンは『のだめカンタービレ 最終楽章 前編 スペシャル・エディション [DVD]』の上野樹里を参考にしたと言い、『ホタルノヒカリ DVD-BOX』の綾瀬はるかを参考にした、と言わないかがとても気になりました。
『個人の趣向』の撮影に入る前は『白夜行ー白い闇の中を歩くー [DVD]』を撮影していた、研究熱心なイェジンが、自分の演じた役を日本のTVドラマ『白夜行 完全版 DVD-BOX』で演じていた女優 綾瀬はるかのことを知らないはずがなく、また、自分がこれから演じる作品と似たような作品や他の役者の演技をイェジンが事前に調べない訳がないからです。
私は『ホタルノヒカリ2 DVD-BOX』をチラッとTVで見かけたことはあるのですが、ちゃんと見たことがありませんでした。今回、こちらにレビューを書いた後に気になったので『ホタルノヒカリ DVD-BOX』の第1話・第2話だけをとりあえず観たところ、設定やセリフ、セットで共通するところがいっぱいで驚きました。
■綾瀬はるか演じる主人公の蛍が住んでいるのは古い一軒屋で、主人公はよく縁側に座って庭を見ながら考えたりするシーンがよく出てくる。
→イェジン演じる主人公が韓屋の縁側によく座って、相手役のイ・ミンホを話す場面がよく出てくる。
(韓国の人は、韓屋の縁側は各部屋の玄関のような感覚らしく、庭にある四角いちゃぶ台のような椅子に座って話をしたり食事をすることはよくありますが、縁側に座って話すということはあまりしません。)
■ひょんなことで主人公が男性と同居することになる。
■同居当初は相手のことを異性として意識していない(異性として見ることが不可能)。
■主人公は自宅ではジャージに汚いTシャツを着て、前髪はゴムで結わいている。
■主人公は家が散らかり放題で全然片付けない。料理もしない。
■主人公と同居する男性はきれい好きで几帳面。
■主人公と同居の男性は、主人公の日々の葛藤や悩みを打ち明けられる。
製作側全体の共通認識として「日本のドラマ『ホタルノヒカリ』みたいなものを作ろう」というのがあったのだろうと容易に想像できます。私はこの『個人の趣向』が大好きで10回以上見ているほどのファンだっただけに、実は日本の作品からアイデアをかなりもらっているとわかり、がっかりしました。
それでも、イェジンや助演陣の演技はすばらしいですし、「男女間の友情は成り立たない」「女同士の友情というのは、恋愛を越えられないんじゃないの?(恋愛の前では脆いものではないか?)」というソン・ヒョンソク監督の考え、子供の頃に抱いた親への気持ちが大人になった自分の人生を規定していることを描いている点など、ソン・ヒョンソク監督の人間に対する深い洞察力を感じます。
サウンドトラック(OST)はすべてステキな曲。ドラマを見ていないときにも聞きたくなります。
イェジンの衣装や部屋のインテリアもステキ。美術関係の仕事をしている友人は「ケイン(イェジン)の部屋のカーテンは●●社(北欧の会社と言っていた気がする)のだから、ステキねえ」と言っておりました。
そういったことを総合的に考えると、パクリ疑惑が濃厚でオリジナリティの点で問題はありますが、役者の演技、衣装、小道具を含めたセット、音楽と、さまざまな点から見ごたえがある作品という意味で、☆5つのままとしました。
イ・ミンホのファンは、イェジンとのやりとりにシビれること間違いなし!オススメです。
[ジンガ] jinga jinga orijinal
履いてみてまず感じたのは軽い!
履いたことはないですが足袋ってこんな感じかな?という履き心地です。
靴ではなく足で地面を蹴っている感覚があるので歩いていて気持ちいいです。
カラーリングも真っ白のなかに緑のブラジル国旗が映えてかわいいです。
ただなぜか靴の中が異様に臭くなったので星ひとつマイナスしました。
布っぽい(?)から臭いが移りやすいのかな?
洗濯機で丸洗いできるのでちゃんとお手入れすれば大丈夫かとは思いますが…。
[ジンガ] jinga jinga orijinal
まずとにかくかわいい!!
そして軽い!!!
easy toneになれてた私には足底のちょっと薄い感じは少し気になったけど、それ以上にとにかく軽い。
もう一足ほしい。