高橋留美子劇場 (1) (ビッグコミックス)
高橋留美子劇場は面白いものや、涙してしまうような作品の集まりです。
高橋留美子さんの代表作は「らんま」や「犬夜叉」なんですが、
これは、人間模様を描いていておもしろいさくひんです。
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]
公開当時、原作者・高橋留美子を怒らせたらしいが、私はこの作品こそ、ある意味では「うる星やつらの本質」を原作以上に体現している作品だと思っている。
「うる星」の世界とはまさに「終わらない前夜祭」そのものであり、この作品がファンの叶わぬ現実逃避願望を象徴しているという事を、他ならぬ原作者が理解できなかったというのは皮肉としか言い様がない。その世界を作り出した張本人ゆえに、ファンの求めているものとの認識に乖離があったのだろう。
作中における「繰り返しの学園祭前夜」とは「永遠に続く非日常」の象徴であり、そしてその非日常性こそが「うる星」の世界を根底で支えている原動力=魅力である事には論を待たない。「いつまでも皆と一緒に楽しい時の中にいたい」というラムの願いは、そのままファンの願いでもあるという事だ。
それに対し、ラストのあたるの「それは夢だ」というセリフは、押井氏の(色々な意味を含めた)メッセージとして胸に刺さる。「終わらない非日常」と「日常への回帰」。それは「どんな楽しい事にも終わりがあるからこそ意味がある」という示唆なのだろう。
恐らくアニメや漫画においてメタ視点から現実と虚構の境界、牽いてはファンと作品との関係性を問うた、初めての作品だろう。この作品が後に「エヴァ」や「ハルヒ」、「らきすた」等にも影響を与えているのは周知の通り。
他にもこの作品の魅力を語り出すとキリが無い。廃墟になった街を背景にバカンスを楽しむ虚無的な背徳感、面堂の車で迷路のような暗闇の町を走る不安感、外へ出られないと分かった恐怖感、謎を解きに夜の友引町にハリアーで飛び立つときの高揚感、煌く星空と町の夜景の中をかっ飛ぶ爽快感、そしてハリアーの先端にちょこんと座り、緑の髪を靡かせながらこちらを振り返るラムの幻想的なシーンの美しさetc.etc。何度見てもワクワクさせてくれる我が青春の作品。
うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン【劇場版】 [DVD]
低評価ばかりで正直驚きました
自分の中ではアニメ映画の中でも上位にくる作品だったので
テンポ、ストーリー、キャラ、ギャグ等、どれをとっても秀逸です
子供の頃に夏休み映画スペシャル(シンディーローパーの曲のOPで始まるやつです)で見ましたが
当時の自分はうる星に関して、宇宙人ラムちゃんとのドタバタコメディ程度の知識
要するに、ほぼ無知であり、原作や絵柄に関連して「こうあるべきだ」との偏愛感情など
全く思い入れはありませんでした
そのためか、とてもわかりやすく、感情移入でき、よく笑い、良く感動できた素晴らしい作品でした
自分のような境遇はマイナーだと想いますが、当て嵌まる人もしくは単品の作品だと
割り切って鑑賞できる人には断然オススメです 面白いですよ!
劇場版うる星やつら 完結篇 ハイビジョン・ニューマスター [DVD]
このうる星やつら完結篇を初めて見たのは、小学生の頃でした。初め見た時は、みんなドタバタしてて楽しそうだなぁと、ただひたすらわくわくしながら見ていたような気がします。でも、最近改めて見直したら、ラムとあたるの二人の切なさが以前の何倍も強く伝わってきました。特に好きなシーンは、あたるがラムに向かって「忘れるもんか!」と叫ぶシーンです。何度見ても思わず胸が熱くなってしまいます。これこそ!長期連載されていたうる星やつらの「完結」にふさわしい作品だと思います。ラストもやっぱり、うる星やつらだねって笑いながら見れるんじゃないでしょうか♪
らんま1/2 OVAシリーズ BOXセット [DVD]
このOVAシリーズは本当にお勧めです!!
まず絵が文句なしで綺麗vv
そしてオープニング、エンディングともにいい曲です。
話も原作にあるのもあればオリジナルもありとてもいいです。
特に「天道家すくらんぶるクリスマス」は乱馬とあかねがすごく良い感じで二人のファンには堪らないでしょう。