夢の中まで語りたい
「anan」に掲載されていた連載がついに一冊の本にまとめられました!!
松久さんと大泉さんの対談は何回読んでも面白いです。
会話のあちらこちらに人柄が出ているようで、
読んでいると、本当にお二人の会話が聞こえてくるような気分になります。
書き下ろし小説「猫の帰還」では、松久さんの小説に大泉さんが写真で主演を演じられて、
お二人の普段の連載とは違う一面が見られて、よかったです。
「anan」は女性の雑誌ですが、この本は男性も楽しめると思います。
鈴井貴之編集長 大泉洋
知れば知るほど妙に惹かれる『大泉洋』という人間がよく分かる本です。
大泉洋入門書としてはかなり優秀。さすが鈴井さん。笑
アイドルチックなグラビアに抵抗を感じる方も居られるようですが、彼なりのギャグなんだと思い込めば平気ですよ。笑
大泉洋はほんとに芸能人になるべくして生まれて来た人だと思うなぁ。
すごく器用で頭の良い人だ。
全国区のバラエティタレントも、大泉洋と共演した途端に皆かすんで見えます。笑
本日のスープ
北海道を代表するキラ星タレント(笑)大泉洋と、独特の澄み切ったハーモニーで定評のあるスターダストレビューとのコラボCD。大泉さんのラジオ番組の「曲作りからCDを出すまでを体験しよう」という企画から生まれた曲。
スタレビ・根本要さんが作りたくて仕方がなかった、北海道生まれの大泉さんだからこそ成し得た「リアルな札幌のラブソング」が、ここに誕生!
有名な根本さんのハイトーン・ボイスと、スタレビお得意の心に響くコーラス。それに負けず劣らずの、大泉さんの澄んだハイトーンに驚く人も多いはず。これがあの『水曜どうでしょう』でサイコロ振って、深夜バスにヤラレまくっている大泉洋か、と(笑)。そうです。今回は真剣に歌ってます。そして、一度聞いたら何故「大泉洋withスターダストレビュー」なのかもわかるはず!!
ひさびさに心が軽くなる、心のどこかが温かくなる、どことなく甘酸っぱいラブソングに出逢えました。
しあわせのパン [DVD]
北海道は洞爺湖湖畔月浦、ここに一軒のパン屋がある。ちょっと変わったパン屋だ。喫茶、食堂、はてはゲストを泊めることだってできる。オーナーは互いにりえさん、水縞君と呼び合う夫婦、それを原田知世と大泉洋が演ずる。どちらも優しい心ばえを持った人物、戸籍の上では夫婦だが、「りえさん」、「水縞君」と呼び合う関係はどこか微妙な感覚を見る者に与える。そんなパン屋夫婦の暮らしといくつかの人生が図らずも交差し、そして互いに影響を与えていく様を描いたハートウォーミングな物語だ。都会で破れた恋心をもてあました女性、母親の家出に傷心した娘と父、世をはかなむ老夫婦、飛び込んでくる側が癒される話は多いが、水縞夫婦の側から直截的な答えが出るわけではない。食べるという人間の営みの中で最も基本的で欠くべからざるタイミングに水縞夫妻の思いが籠ったパンや料理を提供するだけだ。でもそれだけでいい。思いやりをもって、普通に、自分達が思うように暮らしていくことが、もがくことで乱調気味となった人の心に共鳴し、乱調気味だった心は平静を取り戻していく。疲れた人には思いやる心、環境、時間という薬が必要だろう。だが、そこに「食べておいしい」という快感を加えることで、それらの薬がどれだけ生きるか、いかに相乗効果を発揮するかを静かに語る作品だ。そして「情けは人の為ならず」を始めとして、いままで頭では分かっていても、その実納得できていない数多くの人生訓を見ている者の心へそっと送り届けてくれる。まさに共鳴、幸せへ向けてゆっくりと歩いていく二人の姿がしみじみといい。