プライベート・ライアン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
同じ映画でも、画質が向上すると違う映画に感じました。不思議です。ストーリーも、映像も戦争の残酷さを描いていて刺激的です。スピルバーグの演出に脱帽。オスカー狙いとか色々言ってるけど、そんなの関係ない。
オスカー以上のものがこの映画にはあります。
東京から 現代アメリカ映画談義 イーストウッド、スピルバーグ、タランティーノ
装丁は簡素だし、収められた3本の対談はいずれも、それぞれの監督の新作日本公開に合わせて「ユリイカ」誌上に発表された「緊急性の高い対話」(p172)で、ある意味お手軽な編集と言えなくもなく、正直のところ届いた本を手にとって定価から見込んでいた本の厚みや重みとの落差に約束された愉しみを割り引かれたような微かな失望も感じたのだが、巻頭に置かれた蓮實重彦による書き下ろし「黒沢清監督に」の、「太陽は、明日もまた、いつものように東の空から昇るだろう。ほとんどそう信じるのと変わらぬ故のない楽天性をもって、明日もまた、これまで通り、面白いアメリカ映画が見られるはずだと思いこんでいました」という半過去時制の冒頭の一節を読み始めた瞬間から、その柔らかでありながら不吉さを湛えた語調、中学・高校時代の映画との関わりから映画批評家としての出発についての回想の衒いのなさ、一応は書名にある3人の映画監督の名に触れながらもほとんどイーストウッド、イーストウッド、イーストウッドと呟いているとしか読めぬ論脈に慄然としつつ引き込まれ、一息に一書を読み終えたのだが、やはり巷に流通する少なからぬ映画紹介なり批評なり論なりの中で卓絶した知識と視点の確かさは言うに及ばず、おそらくはこちらがメインタイトルであろう「東京から」の、では何処へかと問えばそれはもちろん「地方へ」ではなく「世界へ」であることが明白な2人が固めた地歩の確かさから来る言葉の自信も心地よく、この厚くも重くもない1冊が装う軽快さと機敏さに秘められた厚みと重みの贅沢さに溜息が出た。
グラデュエーション デイ―未来を変える24のメッセージ
映画大好きっこなため、スティーブン・スピルバーグやジョディ・フォスターなどの考え方などを垣間見れるのはとっても刺激的でした。
著名人のジャンルが偏ってないので、新たなヒトを知るきっかけになったり、あまり興味を持っていなかったヒトもさらに知りたくなったり、反対になーんだ、こんなヒトだったのか、とがっかりもしたり。
米国の第一線で活躍している人たちが、いや、時には尖りすぎちゃっている人たちが、卒業式でスピーチするという文化もとってもステキだなぁ、と思いました。そういえば、一時期スティーブ・ジョブズの卒業記念講演がYouTubeで話題になっていましたね。
(スピルバーグ)Spielberg2 basic ミニボディバッグ BK/ブラック(OHB-52800BK)
夏場のポケットがすくなくなる季節には、ちょうどいい大きさだけど、難点はショルダーの接続の器具の位置が鎖骨に当たる場所にあってカバーもないため、バックが重くなると肩が痛くなる