8マン〔完全版〕(4) (マンガショップシリーズ)
収録作品は下記の通り。
超人類ミュータント 週刊少年マガジン 1964年(昭和39年)32号〜47号
超振動砲 別冊少年マガジン 1965年(昭和40年)11月号
マッドマシン 週刊少年マガジン 1965年(昭和40年)51号
燃える水 別冊少年マガジン 1966年(昭和41年)1月号
新エイトマン 太陽衛星サンダーの巻 ポップコーン(光文社) 1980年(昭和50年)6月号
たの幼テレビきょく8マン たのしい幼稚園 1972年(昭和47年)1月号
本編については説明の必要なしなので短編についてだけ。
「超振動砲」は、1965年10月発売の別冊に載ってて、田中課長が久しぶりだと言ってることからも読切りで復活した1作目だと思われます。
3巻に載った「サイボーグPV-1号」が47号掲載で、多分10月末から11月頭にかけての発売だったはずなのでそれより早い。
「マッドマシン」が51号でその1ヶ月後ぐらい。
ちょっと遅れて12月発売の「燃える水」かな?
今回は1980年の「太陽衛星サンダーの巻」が収録されているのですが、これはリム出版版にも入ってなくて、ほんとに初めて読みました。
でもまあ、この絵はなぁ。ちょっと哀しいです。
「たの幼テレビきょく8マン」は〇〇七との初対決部分のリメイク。
「カワリ大いに笑う」と同時期なので、背骨も腕も湾曲してる。そういうタッチです。
1960年代後半から1970年代での桑田次郎のタッチの変化がよくわかる1冊という見方も出来ますね。
懐かしのテレビアニメ主題歌大全集
いわゆる『懐かしモノ』の価値は当時のオリジナル音源かどうかによって決まるんですが、ザッと収録曲を見てみると残念ながらオリジナルと言えるものは10曲程しかありません。昔は権利について何だかんだとうるさくなかったんですが最近はキビシーので、発売元のレコード会社がオリジナル音源の権利を持っていないと別の歌手バージョンでお茶を濁すしかないのが辛いトコロです。でもそれはそれ、別の楽しみ方もあるのですよ。
例えばここに収録されている『マジンガ-Z』、オリジナル盤はアニメ界のアニキこと『水木一郎』ですけど、何と『子門真人』が歌っているのです!これは必聴の価値アリですよね!他にも『銀河鉄道999』といえば『ささきいさお』なのに、聞いた事ない方が歌っている。いったいどんな『999』なのか・・・こんなふうに聴いてみるとオリジナルとは違った面白さがありますよね。
でもね、本当は誰が歌おうと気にしないのが一番いいんです。イントロを聴いて「あ、コレコレ!」って思い出して、歌を聴いて忘れていた歌詞を思い出す。つまり当時を懐かしむキッカケになってもらうのがこのCDのお仕事なんですから。
『懐かしのテレビ主題歌』の入門編としては十分オススメですよ。
エイトマン DVD-BOX collection 3
人間の1000倍のスピードで動くことの出来るスーパーロボット「エイトマン」。アマルコ共和国の軍事兵器として開発された直後、開発者の谷博士とともに日本に逃れてきたこのロボットに悪漢「でんでん虫」のワナにはまり殉職した若き警視庁の刑事東八郎の記憶が移植された。
サチコさんとの淡い恋。自分がロボットであることを悩むエイトマン。
ソマリア連邦のデイモン博士との死闘。谷博士の息子ケンとの決闘!
とても子供相手に制作されたとは思えないリアリティ溢れるストーリーとシャープな描線の絵が魅力です。
正に日本が世界に誇るSFアニメーションの傑作です。