華齢
ヒミツ年齢49歳/山咲千里のリアルな歳の取り方に、
なぜそう見えるのか?男であるわたしはとめどなく想いを馳せる。
・アンチエイジング
・とどまることなき若さへの執着
・究極の美を追求するがためのストイックな非日常的日常
本書を読む。ちがう。違ったのだ。
彼女は人生を愉しんでいる。女子を謳歌し続けていると感じたのだ。
「華麗に加齢」、それは「華齢」。それは彼女の年齢への解放宣言?
何歳であるかを取り外して生きることへの姿勢、
歳を取ることは怖くないと背中を押してくれる一冊。
そんな彼女に勇気づけられた男のわたしが今ここにいる。
Boys Mature Slow(DVD付)
ジャズミュージシャンとなった大江千里の全米デビューアルバム。日本でのキャリアをひとまず終えニューヨークに音楽留学。若い学生に交じって苦労してジャズを基礎から学び、卒業と同時にアルバムをリリースした。全ての曲が書き下ろしのオリジナル。
単なるピアニストではなくジャズ作曲家、編曲家、プロデューサーとしてのアルバムリリースは、スタンダード偏重のジャズ界にあって挑戦であるかもしれない。同時にシンガーソングライターとしての成熟した才能を生かすにはもっとも良い選択かもしれない。そしてポップスとジャズを結ぶ架け橋のような存在をめざしてほしい。ニューヨークのクールな雰囲気を反映させた楽曲が多いが、見え隠れする大江千里節。自身の良い所はきちんと生かしジャズに取り込んでいく。そして感じるのは音楽が本来持っている「自由さ」だ。
ジャズの世界は狭く閉鎖的な面があると思う。大江千里はその垣根を飛び越えた。「音楽」を愛する人に聴いてほしいアルバムだ。
芙蓉千里 (角川文庫)
遊女と聞くと華やかさとは裏腹に、生活が乱れているのではないか、身体を壊すのではないか、一種の奴隷的なものではないのかという危惧を誰でも抱くかと思うのですが、その両側の面を、煌びやかなところは華々しく、澱んだところは現実的にサックリと、きっちり描いていて、とても面白かったです。子ザルのような主役の娘が、その身体能力を生かしてユニークな方面で遊女よりはワンランク上の芸子さん・舞妓さんとしてのしあがっていくのも小気味よかったです。そして来りくる未来である、先輩たち姐さんたちを待ちうける運命の酷さ…。光と影の陰影が明瞭と出てて、とても読み応えがありました。年若い少女にも、男性にも、もっと広く読まれるべきエンタティメントな作家だと思います。
ケネスのすらすら英文速読教室
学生時代この本は読みやすいし,内容も面白かったので
この著者の本を3冊くらい読みました.単語を多少知らなくても
大意を取ることができるようにはなりました.
英語に対する苦手意識を軽減させてくれた本です.
デュオ
1983年にデビューし、20枚以上のアルバムを送り出し、J-POP界で確固たる地位を築いてきた。
個性的なヴォーカルと多彩な音楽性、ファンの期待を「良くも悪くも」裏切り続けてきたのは、
アルバムごとの妥協なきチャレンジ精神のせいか。
そんなシンガーソングライター大江千里がたどり着いた音楽は、JAZZだった。
彼はNYの音楽大学の学生になり、一からJAZZを学んでいる。
日本でのキャリアは日本に置いていった。そんな彼は相変わらずかっこいいのだ。
いつか日本に帰ってきて、またファンの期待を裏切ってほしい。