純潔のマリア (3) (アフタヌーン)
「もやしもん」とは比べ物にならないほど、凝縮され、かつテンポのよい物語でした。
主人公の純潔を守る(?)魔女マリアを中心に、英仏の百年戦争を舞台に話は展開します。
本格的に描かれたゴッツイ騎士たちと戦争というダークな背景とは裏腹に、イマドキ風にアレンジされた魔女たちや使い魔の軽さ、荘厳な天使の存在が物語りに深みを持たせています。
「もやしもん」で人気を博した作者ですが、最近の「もやしもん」はあまりのグダグダ感に目を覆うばかりの作品に成り下がっていますが、こちらは小気味がいいほど話にスピード感があり、もともと上手な描き手さんですが、誠にカッコいいキャラクターたちを生み出しています。
また甲冑だらけのシーンなど迫力満点だし、映画さながらのコマ割りも手に汗握りました。
作者本来の力量が発揮されている作品だと思います。
とくにある感情から騎士たちの武器を魔法で変化させているシーンは、とても小気味がよくて最高でした。
ラストは予想通りな部分もありましたが、こういう終わり方をさせるかと読んでいてとても幸せな気分になりました。
気になるのは巻末の宣伝に、なにやら「2015」の文字が躍っていたこと。
コミックスでした読んでいないので雑誌連載は不明ですが、なにやら続編のプロジェクトでも進んでいるのでしょうか???
気になるところです。
主人公の純潔を守る(?)魔女マリアを中心に、英仏の百年戦争を舞台に話は展開します。
本格的に描かれたゴッツイ騎士たちと戦争というダークな背景とは裏腹に、イマドキ風にアレンジされた魔女たちや使い魔の軽さ、荘厳な天使の存在が物語りに深みを持たせています。
「もやしもん」で人気を博した作者ですが、最近の「もやしもん」はあまりのグダグダ感に目を覆うばかりの作品に成り下がっていますが、こちらは小気味がいいほど話にスピード感があり、もともと上手な描き手さんですが、誠にカッコいいキャラクターたちを生み出しています。
また甲冑だらけのシーンなど迫力満点だし、映画さながらのコマ割りも手に汗握りました。
作者本来の力量が発揮されている作品だと思います。
とくにある感情から騎士たちの武器を魔法で変化させているシーンは、とても小気味がよくて最高でした。
ラストは予想通りな部分もありましたが、こういう終わり方をさせるかと読んでいてとても幸せな気分になりました。
気になるのは巻末の宣伝に、なにやら「2015」の文字が躍っていたこと。
コミックスでした読んでいないので雑誌連載は不明ですが、なにやら続編のプロジェクトでも進んでいるのでしょうか???
気になるところです。
根の歌
私にとっては約1人を除いて本当に歌を聞かせられる顔ぶれが揃って内容もメロディも素敵な歌を聞かせてくれているととても嬉しく購入しました 落ち込んでいる時には勿論励まされ,ハッピーな時にはそこに至るまでの道程と周囲の応援に感謝することのできる曲だと思います こういう歌こそもっともっと世間に流れるべきじゃないかと心から思いますね
週刊 石川雅之 (イブニングKC)
一話毎に全く違う、読み切りを集めた短編集的な作品。ギャグあり、ちょっといい話あり、時代劇ありの、ある意味「無茶苦茶」な作品です。
でも、いい。すっきりしてる。ツッコミもオチもないつまらない作品よりも面白いし、読みやすい。『もやしもん』と合わせて買うべきです。
でも、いい。すっきりしてる。ツッコミもオチもないつまらない作品よりも面白いし、読みやすい。『もやしもん』と合わせて買うべきです。
カタリベ (ヤングキングコミックス)
その中での台詞に勢いを持たせました。
普通拡散するものでしょうけれども、そうはなりません。
それは、一つには少年が成長していく物語だからであり、もう一つには南北朝時代という「中世」なので、今の常識では測れない予想外のことが起きてもおかしくはないからです。
日本の中世研究は、アナール学派およびアナール学派の影響を受けた研究が現れて以来すすんできていますが、まだまだ未開拓で夢が残されています。
フィクションならもっと表現の幅がひろがります。
いい時代をとらえたものだと思います。
普通拡散するものでしょうけれども、そうはなりません。
それは、一つには少年が成長していく物語だからであり、もう一つには南北朝時代という「中世」なので、今の常識では測れない予想外のことが起きてもおかしくはないからです。
日本の中世研究は、アナール学派およびアナール学派の影響を受けた研究が現れて以来すすんできていますが、まだまだ未開拓で夢が残されています。
フィクションならもっと表現の幅がひろがります。
いい時代をとらえたものだと思います。